Vol.605

秘密の開示、はじまる

いまある光文書に先立って、このゴッド・ブレインサイトのトップページには、「霊性時代」というタイトルの文書が、二千五年十二月十一日にはじまり、二千六年三月十七日までの二十四回掲出されました。正しくは、その後に二回の解説を伴なうので、二十六回ということになります。そこに記されているのは、「最終知識」の最終章における、この日本の仕組みを用意された存在が、人間に降りるまでの間に、伝えてきた情報を私がこの世の人間にわかるように説明した精神界の秘密といえるものでした。
「みおや」と呼ぶべき、神々の親たる存在のメッセージも、この間、多量に届いていましたが、その多くは、時期尚早ということで、一般公開はせず、会員の方が読める秘密ファイル内に置かれました。
この二千十八年の六月にはじまっている、精神界の革命とも呼べる事象は、その人間界に降りた「みおや」というべき神格が、神ですら知らぬ、ことを起こすということのようなのです。
それを理解するためには、二千六年当時、いまのようには知られていなかった、このゴッド・ブレインに何が記録されていたかを、改めて知る必要が生まれます。それらの秘密はこれから、順次、開示されますが、今回は、それに先立って、私のはたらきと、精神界のタイムスケジュールの関連性を説明しておきたいと思います。
私が、この世界へのはたらきのために押し出されたのは、一九九一年でした。その時から、二千六年の「みおや」の人間界への降下まで、十五年の期間、私はこのちの神と神々のデータをもとに、日本の仕組みの発動のために、さまざまなはたらきをしました。
ここまでのことが記されているのが、「最終知識」という書なのですが、その最終章に記されるべき「みおや」たる神格の伝達が、その当時の精神界の指示によれば、一般的に伝達不可ということで秘密のベールのなかに隠されたのです。
それから十二年の時を経て、人間界に降りた「みおや」が、たぶん、人間界を学び終えて、または、最後の審判の用意を終了させて、次の時代のたましいのモデルに到る道を整えようとしているのだと、私は判断しています。
ここから先は、最後の審判によって、暗黒面に去る人間のたましいの救済は、人間界のはたらきによる時代がくることになります。
私は、これまでも、救世主とは、小宇宙の救世主なのであり、それは、いま生を受けているあなたしかいないのだ、ということをくり返し伝えてきたのですが、それが現実となる日がきたといってもいいのでしょう。
また、真の意味での神人一体の生き方ができるこの世をつくるはたらきをする人間を、育てる仕組みも、そこには用意されているはずなのです。
ここまでの知識で、すでに、マネーに屈し、マネーのために生きるという人生を選択したほとんどの日本人のたましいの行方は、どこであるのかは、誰の目にもあきらかでしょう。そして、死んだら終わりと信じて、生きてきた人間が、行く先も知らぬまま、大量に死んでいく時代の先にあるのは、このまま放置するならこの世の霊界化、または、黄泉化にほかなりません。
その審判の時代を遠ざけるために、この地球上でうごめいてきた悪魔的な意識体が目指している、全人類を巻き込んだ第三次世界大戦へのプログラムも、彼らの希望通りに進んでいないことも、事実でしょう。
その意味では、光は勝利し、闇は裁かれる時、つまり、その日、その時は、すでにはじまっているともいえるのです。
今回は、私が、死は終りではないことを伝えるもうひとつのチャンネルをつくるよう指示されてから、それを知ることもない、ある会員の方が体験した報告を特別に公開します。それによって、この世で途方もないことが進行中であることがわかるでしょう。

二千十八年六月十四日 積哲夫 記


(※ある会員の方が体験した報告)

この5月は稀にみるほど体調を崩してしまいまして、
一時、40度を超える熱が続きました。

抗生物質の効果が無かったので、
おそらく何らかのウィルス感染症だろうとの診断でしたが、
確かなことは何も分かりませんでした。

高熱が治まったあとは激しい咳が出始め、
微熱とともに数週間続き、夜は一睡もできない有様です。

血液検査やCTスキャンなどでは何も異常は見つからず、
医学上は、むしろ健康体でした。

様々に処方された薬はどれも効果がなく、
仕事にも支障をきたしていたので、
これは困ったなぁ、と途方に暮れていました。

かといって、浄化と上昇では効果がない……
審判を希求しても症状は改善されない……
頼みの綱の積司塩もいまひとつ効かない……

ここに至りやっと、亡くなった祖母の
光への送りをやってみようと思い立ちました。

実は、祖母は亡くなった後に行く先が無いのではないかと
感じておりまして、私がマツリヌシになった暁には、
光への送りを行おうと以前から考えていたのです。

きっと、今がその時。

聖水、聖塩を用意し、保管しておいた祖母ゆかりの品を並べ、
結界も準備。

身を清め、いざ。

力を貸してくれる神格の存在とつながり、
ノリトの奏上を始めようとすると、
息苦しいものの、咳が治まり始めました。

光への送りのノリトはこれまでに何度も奏上し、
その効果も実感していますが、
特定の人物のために実名で奏上するのは初めてのことです。

ノリト奏上が終わりに近づくと、私の中で何かが光に変わって、
そして、ふわっと身体を抜け出てきました、
それが祖母であることはすぐに分かりました。

しかし、私の想像とは異なり、それで終わりではありませんでした。
直後に、私の肺の中で無数の光の泡が立ち、
鎖骨と肩甲骨の上端あたりから外に出て、
次々に天へと昇り始めました。
暑くもないのに全身から汗が吹き出し、滴り落ちます。

神格あるものが私の身体の潜在能力を使って、
何かしらの処理を行ってくれているのだと感じました。

10~20ほどの光の球が昇っていったでしょうか。
気が付くと、気分爽快で、
あんなに具合の悪かったことが嘘のように楽になっています。
呼吸が楽で咳も出ない。

全ての光が私から出た後で、祖母の光だけが宙に残っていました。
私には精神的存在の声は聞こえないのですが、
それでも何となく分かりました。
あぁ、父のためにもノリトをあげて欲しいんだな。

私の父は祖母に先立ち亡くなっているのです。

父の名で光への送りのノリトを奏上すると、
どこからか光がやってきてふたつになりました。

その状態で、遺品のミタマ抜きを行いました。

ノリトを奏上すると、暗くくすんだような状態だった遺品が、
明るくはっきりとしたものになってきました。
やはり、闇は人の視覚によって知覚されていると確信しました。

遺品から思いが抜けたことを確認し、
最後に大国主のノリトを奏上。

ふたつの光が何かに導かれ昇っていきます。

なんと、お迎えに来て下さったのは、
私の間違いでなければ、コトシロヌシ様です。

そのとき、言葉にならない声を聞きました。

「もう大丈夫だ。皆、光へと導く。」

その慈愛に満ちた力強い声とともに、私は知りました。
昇っていった無数の光は、祖母が仏壇で祀り続けていた
私の先祖とその血縁者達だったのだということを。
私がマツリヌシになったことを知り、祖母が呼び寄せたのだということを。
そして、もうすぐ閉ざされてしまうという、
ぎりぎりのタイミングであったということを。

なんと有り難いことでしょうか。

心の奥底にあった何かがはじけ、涙が流れました。

これが、私のマツリヌシ初仕事となりました。