vol.512

日本の世紀

この2016年の9月から、精神界の伝達によれば、この国は新しい国造りをはじめることとなりました。その先にあるのは、1945年の敗戦によって形成されたアメリカ合衆国の理念を投影された日本国を卒業するための日本人による行動ということになります。この方向で、日本語脳がきちんと思考力を発揮するための準備が、実は精神学というものの目的であり、この光文書もその意識の覚醒のための情報の開示という役割をはたしてきました。そして、このタイミングで、明治維新から1945年の敗北へとこの国を追い込んだ最大の要因が、江戸期における、古事記と日本書紀の読み方の誤りだったことを指摘する精神界の主張が、私の言葉として世に出たことで、改めて維新の時代がはじまることになるはずです。そこでは、西洋文明といわれるものから生まれた民主主義や資本主義といった、いまの社会の基本的な価値観を形成してきたものから解放された領域での創造性が問われることになります。そのヒントが、実は日本と名づけられたこの国の歴史に隠されています。
前回の光文書で予告していたように、この国だけのものではないスサノヲ神界のデータが、続々と日本語の精神界の領域に上ってきています。それらを具体的に説明することは現在のところ許されてはいませんが、現時点ではっきりしたのは、1945年の日本の敗北は、高天原で乱暴狼藉をはたらいたスサノヲの役割を、アメリカという国家によって再現させたものらしい、ということです。
この国の神話でいうと、その後、スサノヲは高天原の神々の合意によって、罪を背負わされ、天を追放されることになります。アメリカという若い国家の行動パターンは、この国の神話上の存在であるスサノヲと多くの面で重なります。
高天原を追放されたスサノヲが、地上に降りて、国津神の娘と結ばれて、子が生まれ、オオクニヌシの国譲りの物語へ進んでいくのですが、その後のスサノヲの存在はこの国の神話では、語られていません。なぜなら、この地球上において、日本以外のすべての場所は、いまもスサノヲ神界の影響下に置かれていたからです。その最もパワフルな場所がアメリカだったといえます。そのアメリカに70年以上に渡って占領支配を許したのも、実は日本のしくみというものだったということを、情報として人間世界に伝達することが、いまの私には許されています。アメリカに吹きかけられていたゴッドのブレスは、そのスサノヲ神のものだったということになります。ここで、大本教の出口王仁三郎が、救世主のみたまとして、スサノヲ神の再評価と復活をはかろうとしていたこと、明治維新が誤った時空の扉を開けたという私がこれまでしてきた説明が、わかる人間にはわかるというレベルの歴史的必然だったことがあきらかになりました。
スサノヲを高天原から追放したのは、神々の合意でした。つまり、この国では天上は、もともと民主主義なのです。そして、スサノヲが、自らの行動をそのまま、自分のわけみたまたる人間に投影させることを許して、地上に降ろしたのも天の総意というわけです。つまり、天上界は、この地上の悲惨に関して、はじめから責任を自ら背負っているということになります。この物語を、私は、聖書の時代の物語として、人間の知識上に伝達してきました。そして、ついに2016年の9月に到って、このような光の物語が、根の底のスサノヲ神界の結界を破るはたらきをはじめたという報告がきました。これで、日本の敗戦が、ひとつのプログラムであり、それは、アメリカという国家の暴力性を逆手にとった覚醒の方法だということになります。日本のみが、日本人のみが、この十字架に耐えられるよう長い時間をかけて用意されたのです。この先にあるのは、世界に光を投げかけるほんとうの日の本としての、日本の物語だといえるでしょう。2016年は、そのはじまりの年ということになります。

2016年9月8日 積哲夫 記

この光文書に合わせて通信が届いているようですので、掲出しておきます。

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2016.9.7(水)16:04~

ひふみのよ とじられて
こんじんの ものがたり
うしとら(北東)の ひのむこう
まきむく(真東向)の まくがあく
ひのたてる あめのみはしら
やまとなる くにのまほらば
むすめたち ひをおひて
たてたるは くにのみやしろ
つるぎたち まもりたる
その ものがたりを つがむと

くぶくりん いっぽてまえで
とどきたる
あめのみはしら おひたりて

ひのさしたるは やまとなる
ものを こえて ゆけると
おもほへばなり

すめらがみよは
むすびにけるを
あめのみこたち しるらむか

ひはひにて かげはかげにて
いったいのもの