Vol.502

ふたたび、青山繁晴

私が知るところによれば、この2016年7月11日に、この世の人間の意識上において、大きな地殻変動がはじまるようです。日本では、前日7月10日の参議院議員選挙の投票結果と、その変動は連動していると考えればいいのでしょう。精神界のデータでいうと、沖縄や硫黄島で、あの戦争で死んだ日本人のたましいの負託を受けたジャーナリスト、作家というのが、青山繁晴という人物です。さらに、このクニが再びジパングとなるための、天然資源の鍵も、天命として与えられているといえます。
このクニは、戦後の71年目に、いままでの人知では理解できない時代に、世界ではじめて突入したというのが、正しい認識なのです。
私が、くり返し伝えられているのは、きちんと日本および日本人が覚醒すると、このクニは、再び黄金の国のジパングになるということですが、日本列島の周辺に埋蔵されているメタンハイドレードが、実用化されれば、明治以降のこのクニが自ら信じ込んだ資源のない国という呪縛から完全に解放されることになります。さらに、海底に眠るマンガン団塊などの鉱物資源は、日本が権利として持つ排他的経済水域に莫大な量があることもわかっています。そして、このクニには、それらの資源を手にするための技術が、充分に蓄積されているのです。
その前提条件と、精神界が伝達している日本の覚醒とは、アメリカの属州としての立場を脱却するところからはじまるのですが、今回の大統領選挙の動きでわかるように、日本は戦後のシステムからすでに解放されつつあります。資本主義のアメリカ文明圏と共産主義のソ連邦文明圏の対立という東西冷戦に勝利したアメリカは、これから西欧文明の運命を示すように弱体化していくはずです。いま起きているテロとの戦いと称するものは、一神教の文明圏内においては、解決不能な憎悪の連鎖をこれからも生み続けます。そのひとつの解を提供するのが、日本文明なのです。
日本以外の地域の英知が、そのことに気づくのは、日本自身が覚醒した後になりますが、この地球のすべての文明のデータが蓄積された精神的なエネルギーフィールドが、かつて、日本神界といわれたものの上層に存在する光の領域なのだということを、地上の人間に伝達する役割を担ってきたのが、精神学協会です。
その意味で、日本文明という言葉と精神学はセットです。なぜかというと、聖書の時代を終わらせるために、精神学というものが、一神教のデータをすべて吸収するかたちで21世紀の日本に登場し、すでに、16年も活動しているという事実は、すでに消せない事実です。同じように、約1300年前に、文字の記録を持つクニとしてはじまった日本国は、歴史を書き替えることなく、今日も存在しています。
この時間の経過こそが、精神界の主張の証明をするものなのです。
そして、もしこのことに気づくならば、アメリカ合衆国は、大日本帝国に勝利したことによって得た地位によって、朝鮮半島と大陸の国家群との直接的な対峙をこれから経験することになります。アメリカ国内に徹底的な反日プロパガンダで浸透した戦前の中華民国の勢力は、ルーズベルト大統領の死によって、その地位を失いましたが、それに学んだ中国共産党は、同様な反日プロパガンダで、ワシントンとウォール街を味方につけるところまで行ったところで、その正体が見えてしまいました。いままでの地政学的な対応では、こうした内側に存在する危機を理解することすらできないでしょうが、ひとつはっきりしているのは、これはマネーを崇めるものと、人間の神性を信じるものとの戦いなのです。すでに、このクニの国民も分断されています。その危機的状況は、既存の政治勢力には、反映されていないといってもいいのでしょう。この状況を変える、ひとつのキーワードが、青山繁晴という名前なのだと考えてみてください。たぶん、7月10日の選挙の得票数によって、このクニの政治状況に大きな変化が生まれます。
この人の世の側で、明治維新よりも大きなムーブメントがはじまると考えてもよいのでしょう。

2016年7月7日 積哲夫 記