8の巻 <身体の意識が成長しても・・・>

ワタシ「先程、警察の前を通った時に、急に足の付け根が痛くなり、今もそのまま痛いのですが、これも浄化をすると取れるのですか?」
Sekiさん「あーあ、それは魔界波動だね。警察には、魔界の人が多いからね。」
ワタシ「ま・か・い・は・ど・う?」
Sekiさん「そう。この物質世界には、様々なエネルギーがあります。人から出ているものもあれば、場から出ているものや人間界以外のところから来るものもあります。そのエネルギーを波動と呼んでいるんだ。警察には、魔つきの人が集まるから、溢れ出していたんだろう。」
ワタシ「先日、托鉢のお坊さんに会った日は首や頭が痛くなりましたが、あれも魔界波動だったのですか?」
Sekiさん「あれは、魔界波動ではないね。エネルギーの種類によって、身体の中で反応する箇所は異なります。そのうち、法則性が見えてくるから。まあ、気にしないように!」
ワタシ「はい。あれっ?いつの間にか痛みが取れました。」
Sekiさん「ほんとにっ!集めるだけ集めて、一体ひとを何だと思ってるんだ!」
ワタシ「すみません。できるだけ自分で処理できるように頑張ります。」

そうか、そういう事だったんだ!Sekiさんに会うと、なぜか気分が良くなるような気がしてたのは、ワタシに溜まっている気分を害する毒を取って貰ってたんだ。ワタシもいつか自分の毒だけではなく、人に溜まった毒も取れるようになるのかなぁ?
まずは、自分に毒が溜まらないようにしなければ!

翌日
ワタシ「今日は、道を歩いていたら、交差点で仙骨の辺りに激痛が走ったり、電車に乗ると、心臓がバクバクしたり、人と話している時に、首を絞められたように息苦しくなったりしました。これも、昨日仰っていた、波動と関係があるのですか?」
Sekiさん「だから、気にしないように、と言っているでしょ。まあ、身体の意識が成長しだしたということなのでしょう。」
ワタシ「身体に意識があるのですか?」
Sekiさん「ほとんどの人間は、身体には意識がないと思い込まされている。でも、身体の意識は正直なもので、闇のエネルギーを受け続けると、まずは皮膚に症状が現れる。その反面、目覚めていない人間の脳はよく嘘をつく。その嘘を見分けるためにも上昇して考えるということが必要なんだ。君の場合は、身体の意識の成長に脳が付いていっていませんね。脳が成長すると、身体を通るエネルギーの種類や情報が意識化できるようになるでしょう。」
はーっ。身体の意識ねぇ。
そういえば、子供の頃、突然、腰骨が砕けるかと思うほど痛くなったことがあったなぁ。両親が心配して、教会にお願いに行き、しばらくするとすっかり治ったけど、あれも何かのエネルギーを受けていたのかしら?
Sekiさん「まあ、エネルギーの入り口になっていたか、出口になっていたかは分かりませんが、腰はエネルギースポットのひとつだからね。」
ワタシ「身体が成長しだしたということは、今後ますます痛みが強くなるということですか?」
Sekiさん「耐えられないほどの痛みがくることはありません。これも、学びのひとつだから、精妙に制御されます。」
ワタシ「ということは、子供の頃に受けた痛みと同じ痛みを今受けても、当時感じた痛みより緩く感じるということですか?」
Sekiさん「そうですね。ただ、痛みの強さにも意味はあるので、早く脳が成長するよう、考え抜きなさい。」

考え抜く・・・。前に、思うと考えるは同じではありませんと言われたなぁ。考えるの次のステップ。考え抜く、か。「脳から血が出るくらいに考えるというのは、悩むことではない。悩むというのは思うの延長だ。」と、以前に言われたSekiさんのことばを思い出した。
脳が成長すれば考えられる。考えることで脳は成長する。よーっし、上昇して考えよう。

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