No.1

6歳の頃 意識不明の重体になったとき
ベッドに横たわるじぶんを見ながら 宙に浮きました。

その場面から 窓から外に出て キョロキョロしていると どこからか

『こっち こっち』と声がしました。

人形ではない発光物が わたしに 手招きをしているように見えて 思わず 近づいていきました。

その発光物は つねに わたしの右側を飛んで 地球を案内しているかのように 誘導してくれました。

ナビゲーションしてくれた発光物は 日本語で 話しかけてきていました。

移動の速度は 早いのに 風にも当たらず 今 考えると瞬間移動だったような気がします。

世界横断も 終わりに近づいてきた その時の発光物が伝えてきた内容は こうでした。

『ほら 地球を観てごらん こんなに、汚れているだろう この地球を 掃除しなきゃね 』

そのときの発光物の雰囲気は、陽気で とても楽しそうでした。

わたしは 生死をさ迷っていることを思いだし 急に我に反りました。

『ふぅ~ん そうなんだぁ~ まぁ わたしは すぐ死ぬから そんなの関係ないけどね、、、』と答えました。

その発光物から 目を背けた瞬間、隕石のような目映い光が、病院のベットに横たわるわたしの身体に降り注ぎました。

と、同時に昏睡状態から目を覚ましました。

その時 わたしの近くで心配そうにしている母親が はじめて会った人のように判らなかった記憶が 今でも 印象深いです。

息苦しさと高熱の火照りのなかで

『わたしは いったい誰なんだろう?』と不安な気持ちと切ない気持ちと嬉しい気持ちが入り交じり目から涙が溢れ出してきました。

全ては 6歳の頃、体験した幽体離脱から 始まりました。

その日を境に わたしは わたしではなくなりました。

6歳までの わたしと全く違う 新しいじぶんに生まれ変わったようでした。

その時から、わたしは 他の人が見えない 聞こえない存在と交流することになりました。

mharun0510