日本の危機は地球の危機

今回は、危機にあると感じている日本人のために、この日本というものを、私が知っている情報をもとに解説をしておくことにします。
日本列島以外の地球というものは、かなり前から、聖書という書物の物語性の内側に封じられた、いわば、マトリックスの世界でした。出発点は、ここなのです。
マトリックスの語源はラテン語の子宮という言葉です。つまり、日本以外の世界は、聖書という神の物語を子宮の中で読みながら、生まれ出る日を待っているということになります。それに対して、日本は、その聖書の物語を読み終えた人間のたましいが、最後の審判を受けるために、人間として生きる土地として、地球の神々の総意によって用意されたクニでした。これが、精神界が用意した最後の一厘の仕組みの背景にある地球の姿です。私が、この知を文字化できているということは、何度もお伝えしているように、精神界においては、聖書の時代はすでに終っているからです。
ところが、現実のこの世では、人間は聖書という書物とそこから生じたいくつかの書物のつくり出した物語を現実化してしまう時空に閉ざされたまま、何者かのシナリオに従って生きるものとなっています。不思議なことですが、その出発地点において、聖書の物語宇宙というマトリックスの中に含まれていなかった日本が、現在は、最も深刻な危機に直面しているのです。その理由は簡単で、敗戦後の日本無力化処理が、奇跡のように成功し、いまの日本列島に、もともとあった国体を維持するための結界の多くを、闇の手先となった日本人が切ってしまったからです。
そうした結界は、実は人間の潜在意識を規定するものなのです。それがなくなることで、日本人は、アメリカが教えた価値観の方が上位だと感じてしまうようになったのです。
現在の皇統をめぐるさまざまな動きを見ていても分かるように、すでに、天皇という名で国民が統合されることも、ないのです。それに呼応するかのように、日本の神社の多くから神が消えています。その理由は、いままでの日本の神では、いまの世界を支配している人間グループを背後で操っている、どうやら地球外の暗黒につながる意識体と戦うことはできないからです。日本の神々と聖書の神が知っている解決策は、覚醒しない日本列島を出て、アメリカ人の覚醒を加速するということだったのですが、いまの時点で、日本とイエスの光の連合軍は、アメリカ大陸の人間界に着地できないまま、戦い続けています。
地球の精神界で起きたことは、この世界の人間界においても、起きることになっているのですが、その妨害をしているのが、地球の神や神々の知らなかった、この宇宙の暗黒面に由来するものでした。それを象徴するのが、昨年のアメリカ大統領選挙で、神の息吹きを信じた多くのアメリカ人は、アメリカを支配してきたシステムの邪悪さを目の前に見ながら、正義の敗北を感じたはずです。ただ、それも重要な学びなのです。
イエスという存在は、アメリカに息吹きを送りましたが、それは地上までは届かず、アメリカという人造国家が、神の光をブロックする強固な壁をすでに構築していたことを知ることになりました。そして、その強固な壁によって守られた人間グループが、日本列島を手中に収めようとしているのが、この二千二十一年ということになります。
ここで、日本列島が、闇のものたちの支配下に置かれると、地球の未来にも影響が出るのです。しかし、それもまた仕組みなのかもしれません。なぜなら、いまこの瞬間も、世界のあちこちで、この地球が、闇のものたちが作り出した時空に閉ざされていることに気付く人間が増えているからです。
映画のマトリックスは、仮想現実の世界ですが、この世のマトリックスは現実世界です。つまり、いまの人間が、まだマトリックスという子宮の中にいて、正しく生まれていないのです。そして、正しく生まれるためには、自分が神の子であるという物語をどう完成させるかを、たましいに記入して、新しい契約のもとに生まれる必要があるのです。このストーリーを、人間の世に伝えているのが精神学で、それを学んだ人間は、その小宇宙の中で、最後の審判を現実化することができます。この地球をいま支配している人間グループとその背後にいる闇の勢力にとって、最も怖ろしいのは、その最後の審判だということなのです。光は、たったひとりでも闇と戦えるのです。覚醒するということは、その審判の光になるということです。人間として生きるとは、人の子となるということです。結論は、神や神々も、人の子とならなければ、審判を起こせないということです。内なる神を捨て、神なき宇宙の住人になる道しか、このマトリックスにはないように見えていますが、それこそが、彼らの陰謀なのです。

二千二十一年(神紀元年)九月三十日 積哲夫 記

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