日本の罪

いまの世界の状況をつくったものが、アメリカという国家をマネーでコントロール下に置いた、ある種の人間グループだということは、多くの人間の常識になりつつあります。
彼らが、共産主義というイデオロギーを生み出し、世界に広めたらしい、ということまでが、その新しい常識のなかに入ると、日本という国が、明治維新以後、必死になって、西欧文明の邪悪さを理解しないまま、当時の世界を支配していた欧米列強の文化を学び、善意でその論理を翻訳してきたことで生み出された罪が理解できるようになります。
もし、日本が存在しなければ、アジアは欧米列強の植民地のままであったということは、誰でもが想像できることですが、もし、明治の日本の西欧文明の言葉を漢字に置き換えるという行為をしなければ、いまの中国共産党の中国や朝鮮半島の二つの国家の反日も生まれてはいないということに気づく日本人は、まだ、少ないでしょう。
子供の頃から、嘘の歴史を教えこまれ、まるで、自分達が選民のように思い込んでしまった人間は、大人になって、その価値がニセモノだと知ると、ある種のアイデンティティの崩壊を起こします。
いま、隣国で進行中なのは、近い将来、このクニの内部においても生じる教育という名の嘘が、大きな社会変動を引き起こすことの予告ということもできるのです。
いまの日本は、たぶん、いまの世界を反映していて、右から左までの多様なイデオロギーの人間集団や、伝統的宗教からカルトと呼べるものまでを含む宗教的な人間集団が混在しています。
それぞれが、それぞれの利害で政治的な勢力も形成しているわけですが、いまの日本における最大の問題が、戦後の民主主義というシステムそのものが、アメリカの占領政策によってつくられたものであるため、ほんとうの日本人の民意を反映するものにはなっていないということなのです。
それを決定的に強化しているのが、NHKと大新聞とその系列のテレビ局という、イデオロギー的に左にかたまった人間グループがメディアを独占しているという現実です。その仕組みをつくったのは、実は戦前の日本で、アメリカ占領軍はそれを利用することで、日本人に、罪の意識を植えつけました。その罪の意識の強化に協力したのは、日教組に代表される左派のグループだけではなく、反共を旗じるしにした宗教的カルトまでが含まれていることでわかるように、ある時期の日本は、侵略者であった過去があったかのように洗脳され続けたのです。その影響が最も強いのが、いうまでもなく、団塊の世代といわれるグループで、彼らの価値観が、現在の日本の政治状況をつくり出しているといってもいいのでしょう。
つまり、現在の日本は、戦後教育というものと、政官財と、教育界などを現実に支配し続けている、敗戦利得者とその後継者という人間グループのくびきから、どのような形で逃れることができるのか、というきわめてわかり易い問題に直面しているのです。
そうしたことに対する、天の回答が、審判なのです。
戦後教育も、敗戦利得者も、その出発点は、イデオロギー的な無神論にあります。
日本国民の多くが、あの敗戦前後に神も仏もあるものか、と思ったのは間違いのないところでしょう。私は、その精神界の代理人として、神も仏も、大日本帝国の勝利には、貢献できない理由があったことをお伝えしています。そして、人間の歴史が、どうしてこのような歩みなのかということには理由があり、それを学び終えなければならない時がきている、ということもお伝えしています。
この二千十九年に、明治、大正、昭和、平成、と続いた元号が、令和と変わったことで、日本の天皇のあり方も変わったのだと、精神界が伝えているのは、それこそ、天皇というシステムが、この地域のために天が地上に置いたものだという、精神学の知識が、人知の側に移行したことを示しているのです。
私の知らされていることを改めてお伝えするとすれば、イエスに代表される特別な男系の遺伝子を最も多く継承しているのが、日本民族なのですが、その発動には困難が伴なうのです。この仕組みを発動させるために、日本のこれまでの歴史があったとすると、ユーラシア大陸とのこれからのつき合い方を考えるためにも、精神界の歴史観を学ぶ必要があると思いませんか。そのデータは光の領域に厳然と存在し、すでに人間はそこにアクセスできるのです。

二千十九年七月二十五日 積哲夫 記