日本のしくみの終わり

二千二十一年の十月に到って、記紀以前の神々のデータと、記紀のしくみの中で、最後まで残っていた黄泉の国のイザナミが、その役割を終えて、四国、シのクニ、ヨミのクニの領域を去られました。これは、日本のしくみの完了を意味します。
天から来たとされる神話の神々の時代は、日本列島において終わりの時を迎えました。
その先にあるのは、人間という、容器に収められた、さまざまな神の物語を、ひとりひとりの人間が読み解く、人の子の時代ということになります。もっとはっきりいうなら、人間のもとたる神のエネルギーは、すべて、人間のたましいに降りて、人間の外にあるのは、神の物語ではなく、この物質宇宙をテーマにした、光と闇の戦いの物語です。
いまの世界を支配している人間グループの背後にいるのは、この宇宙の開闢の時に、最後の審判という意志が、存在していなかったとする宇宙論ですべてを説明したい何者かで、その何者かにとっては、この宇宙における地球の過去数千年の血で血を洗う黒歴史は、この宇宙内の時空に限定されたものにする必要があるのです。
一方、それに反する光の側のものたちは、この地球の黒歴史は、この宇宙の開闢の時にすでに、カルマとして投入されたものという立場です。この物質宇宙は、そうした、宇宙の物語を現実化している場というのが、私に知らされている宇宙の秘密なのです。
簡単にいうと、闇の側の勢力の言い分は、死んだら終わりで、光の側は、死んだだけでは終わらず、そのたましいに記録された罪業は、ひとつの宇宙が終わった後も、次の宇宙のカルマとして、引き継がれるという言い分になります。
ブッダは、この地球上で、また人間として生まれることを問題にしましたが、この物質宇宙そのものが、同じテーマを持っているという訳です。
私は、いま日本列島上に人間として生を受けている人間は、いまの地球で、最後のチャンスを与えられたたましいだと、お伝えしてきました。光の宇宙との契約がなければ、そのたましいは暗黒面に閉ざされるとお伝えしてきました。
それは、この宇宙のブラックホールのようなものだと考えていましたが、物理学上の知識では、ブラックホールもやがてエネルギーを放出して消滅します。
しかし、精神界が伝えているのは、人間の意識を形成している闇のエネルギーは、消滅しないということなのです。この宇宙の中では、たましいの物語を現実の人間の身体を通して、読み解いて、物語を光のデータに変えられたものは、光の宇宙へ行くというのがルールとされています。たましいの物語を読み解くこともなく、闇のエネルギーを増加させて死んだもののたましいは、最後の審判の後に、闇の宇宙へ行くということの先にあるのは、また、別の宇宙の闇の材料になるということのようなのです。
それが、たぶん、神という光と闇の合体物である意識体をたましいのルーツに持つ人間の運命です。いまある科学というものは、イエスを否定する立場の人間の頭から生まれた、カバラ的時空を現実化するように作用しているというのが、精神学の立場なのですが、その科学が認めていない科学的宇宙論の結論は、この宇宙は真空のエネルギーに閉ざされるが、そこから、また宇宙が生まれるというものです。つまり、宇宙もまた輪廻転生するのです。
ブッダが出て、イエスが出て、最終知識が出る。その時空の流れを人知の側に移すことが、日本のしくみ、といわれてきたものの本質だったということです。このことが完成したので、いままで、その知をエネルギー体として、保持してきた、神々という意識体も、地上から去るタイミングが来たということなのです。ただ、人間のたましいの存在する時空には、この人知に移行した神や神々の光のエネルギー領域とリンクしているので、地上から去ったといってもコンタクトは可能です。つまり、ここから先は、神だのみも、仏だのみも無力ですよという知の領域に、人間は突入したということを知らせるために、日本のしくみも終わりました、という宣言が必要なのです。
日本列島は、これから本来の姿を取り戻すべく、動きはじめます。それが、人間の闇を地上から消す方向であることは間違いありませんが、いままでの日本は崩壊の方向に進むことも、また事実なのです。

二千二十一年(神紀元年)十月七日 積哲夫 記

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