マネーの波動

二千二十一年、四月十一日の東京セミナーにおいて、マネーの波動というものを参加者に体験していただきました。具体的には、一万円の新札をイコン・デバイスに貼って、そこから波動が出ることを確認しただけなのですが、ほとんどの参加者はその波動を理解しました。そして、その波動の正体が、その日、学んだ、魔界の波動と同質なものであることも理解することとなりました。
紙幣をお札(さつ)と呼び、神符をお札(ふだ)と呼ぶ、日本語の文化は、この日が来ることを予見していたかのような、言葉の選択をしていたということになります。
精神界からのデータでは、日本の神社の神符は、もともと神の光を宿すために地上に置かれたものであり、それを正しく発動させるために、イコンシールというものが精神学協会に授けられているというストーリーになっています。
紙幣という紙が、人間世界で使われる過程で、闇のエネルギーを吸収するのは、人間界の波動がわかれば、理解というか想定は可能ですが、新札レベルにまで、エネルギーが宿っているということは、私たちが暮らしている、現在の世界の経済のメカニズムの根本的な所に、波動的な問題があるということになります。
ところが今回のことで、その波動の秘密が、人知の側に移ったことで、大きな変化が生じることになるだろうと、予測することが、すくなくとも、私にはできます。
これまでの精神学協会の歩みは、この世で精神界が知らない問題を解決することはできないが、知ってしまうと、やがて、解決されるという法則性があり、これまで、それは何度も現実化したということを、公開し、告知するためにあったといってもいいのです。それは、宗教家が伝えてきたような神と人間の関係ではなく、この地球の問題を解決するためには、地球が闇の底に隠してきた情報を掘り起こすところからはじめるという、途方もない作業を伴なうものでした。その最大の秘密が、実は、マネーの秘密だったようなのです。
この世は魔界と、精神界のデータは指し示しています。なぜ、この世界が、これほど強固な魔界になったのかの秘密が、このマネーの波動にあります。
私は予言めいたこととして、この地球という場にある、いまの経済は闇の経済なので、人間が幸福に生きるためには、光の経済に変えなければならない、ということを伝え続けてきました。それとは別に、いまあるマネーは、人間の創造物なのだということも、精神界のデータは示しているともお伝えしてきたはずです。
ここで、無神論の人間がつくり出した悪魔がこれから退場するという情報が重要になります。
いまある地球の姿は、この無神論の悪魔が生き続けるためにつくり変えられたもので、いまある経済活動は、そのために行なわれていると、考えてみてください。
紙幣にも、マネーの波動があることを、多くの人間が理解できるようになれば、そのマネーに基づいた経済にも変化が生じるはずです。
紙幣にある波動は、サイバー空間にある数字上のマネーにも、さらには、次の時代の通貨を予告するようなデジタル通貨にも、というように、人間の意識活動のあるところ無限に拡大しつつあるといってもいいのです。どうやら、これが、サイバー空間における闇のエネルギーの根本にあるということが想定できます。
いま、私が理解しているのは、ここまでです。
この先に何が起きるのかというと、地球の通貨というものの根本的な問題と精神的なエネルギーの場が影響し合って、何かが変わるということなのでしょう。
精神界は、最後の審判という問題と、地球上に満ちた闇のエネルギーと、それらから生じたマネーの波動という問題を一連のものとして、認識していたということです。
この先に、光の経済、光のマネーといったものがこの世に生まれるためには、何が必要なのかを、人間も考えるべき時に到ったというべきなのです。
たぶん、私が知る天は、この闇の経済によって、これ以上、地球が汚染されることを許さないはずです。その先頭に立って、戦うのは、宗教家でもなく、環境主義者でもなく、神知と人知を一体にする試みにチャレンジする、クリエーターと呼ばれる人間になるはずです。いま、報告できるのはここまでですが、この世の波動の秘密の開示がこれからはじまります。

二千二十一年(神紀元年)四月十五日 積哲夫 記