~新しい光~

No.5

小学校3年のとき 古い病院から、新しい病院に移りました。

その当時 流行っていた歌謡曲は テンポがありノリのよいものが多く 楽しい時間も過ごすことができました。

辛い治療や規則に縛られることが嫌で嫌でたまりませんでしたが、一番嫌な記憶は、週末の親子の別れを見ることでした。
小学校低学年の子供達が 週末、面会を終えた家族との別れの後の寂しさや悲しさが こちらに、伝わってくるのが嫌で よくひとりで外に出ていました。

父親は 毎週 来てくれていた話しは 聞いていますが 母親が 学校の行事に来てくれたことの記憶しかないのが 今更ながら 母親に執着していたのだと思いました。

大人になると ひとりで生きてきた気になりますが どれだけ回りの存在に助けられてきたか 、守られてきたか、支えられてきたか、と感じることが多くなりました。

精神学協会正会員に戻り ブログを書いている今も わたしの指がスラスラと動き 書いているというより 書かされている気がします。

ブログを書き記して 毎日 不思議な現実が押し寄せて スムーズな流れに乗っていることを確認しています。

それは わたしが夢描いていた構想と同じなのが また不思議で 不思議でたまりません。

今 思うと わたしの小学校時代は 涙 涙 の繰り返しでした。

それは、心をクリアにして 魂を磨いてきた貴重な時間だったと思います。

今日 現実世界で 主治医に肺移植を勧められました。
55歳までなら両方  60歳までなら片方
体力があるうちなら移植できるということ
わたしの身体に合う肺がなければ移植できないということ

今日の血中酸素の数値が91でも 呼吸困難の自覚がなかった奇跡的な現実を見せられて 改めて わたしの役割を考えました。

今日、ある命に感謝して 今日、感じたままに発信できる場所を頂いていることに 改めて感謝なのです。