~悪いお手本に感謝~

No.39

高校を卒業して、就職先は東京都内のスーパーマーケットの会社でした。

一ヶ月間の新入社員研修では、挨拶から始まり、話し方、笑顔、接客業マニュアルなどを学びました。

幼少期の厳しい躾の家庭に育ったお陰で、挨拶、笑顔、話し方は、簡単にクリアしました。

研修開始当時は、150名位の新入社員がいましたが、一ヶ月の研修期間の最終日には、約半数に減っていました。

辞めていったのは、挨拶が出来ない、笑顔が出ない、声が小さいなどなど、当たり前のことが、当たり前に出来ない人達ばかりでした

『接客業なのに、笑顔や挨拶が出来ないなんて何で就職したんだろう?』と不思議に思いました。

最初から根本的に間違っている人は、反省もしないし、改善できないような気がします。

じぶんのことを棚に上げて回りのせいにして、じぶんを改めようともしないのではないでしょうか?

物質世界で、そんな人と遭遇するたびに『わたしは違う考えだ!、これは善くないぞ!悪魔みたいだっ!こんなの真似しないぞぉ~』と姿形を見せてくれた存在に感謝しています。

物質世界での生活は、辛く悲しいこともありますが、嬉しく楽しいこともあります。

辛く悲しいときは一人で笑って吹き飛ばしました。
嬉しく楽しいときは回りの皆で分かち合いました。

わたしは、人間的な感情は、全てじぶんで解決するように努力をしてきました。

じぶんのなかのじぶんが『そうじゃないよ』『それでいいの?』などと繰り返すたびに、どこから来る声なのかを考えました。

人は何のために生まれ、何をするために生きているのか?
その答えは精神学を学ばなければ解明することができないと思います。

これからも精神世界と物質世界の役割を真っ当します。
これからもじぶんらしく耀いて世のため人のために働きます。

ありがとうございました。

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