~中学時代のキャラクター~

No.16

中学時代は、学校の廊下で、二つ上の先輩に、よく声をかけられていました。

姉が、二つ上ということもあり、興味本意でからかわれていたような記憶があります。

専門教科の教室に行くためには、三年生の教室の前を通るのですが、その度に声をかけられました。

私が、姉に 声をかけるのを止めてもらいたいと希望しても、姉は決まって『構われやすいキャラクターだから我慢しなさい!』と言いました。

小学時代も 声をかけられていましたが、中学になっても それが続いていたので 『わたしって、どんなキャラクターなんだ?』とじぶんについて、真剣に考えるようになりました。

『話しやすい』『面白い』『いつもニコニコしてる』『親しみやすい』『いじりやすい』『動作が変』『他にいない』と、評価は千差万別でした。

私は、自分自身が面白い発想の人だと自負していますから、まわりが面白いと感じるのは納得できますが、構われたり、いじられたりするのは、納得いきませんでした。

ある日、同級生の子に、『どんな人とも同じように対応できたり、何をされても、何を言われても、すぐに切り返し、笑いに代えられる才能は、凄いと思うよ!』と言われたことがありました。

私は、その彼女の方が凄いと思いました。

他人をよく観ていて 誉めることができるなんて、とても魅力的な人だと思いました。

と、同時に私を見て、誉めてくれる人がいることが、とても嬉しかったです。

今でも、その彼女との付き合いは続いています。

素直、正直、親切で、いつも笑顔を絶やさない彼女は、私のお手本となっています。

今では、私の面白さを見いだしてくれた先輩と、その同級生の彼女に感謝しています。

あれから何十年も経ちましたが、私は、今日も笑っています。

そして、私を面白いと言い 笑ってくれる人達がいます。

私は、真剣に話をしているのですが、回りの人が面白がったり、喜んだりしてくれます。

そんな人たちを見て わたしも嬉しくなります。

私と私の回りにいてくれる人が 笑って暮らせるような環境を作りたいと思います。

ひとりでも多くの人が 笑って生きていけるような環境を築きたいと思います。

今日ある命を大切に噛み締めながら 今日も心からの笑顔で過ごしたいです。

あのキラキラ耀いていた中学生の頃の私を思いだし 今日も満面の笑顔を振りまきたいです!

そのための仕組みを作り、形にしていきたいです。

ありがとうございました。