ようこそ

第67回 配信

私…: ※:③愛と性とエロスについて-No.5
(収録:2017年11月24日(金)、新潟県糸魚川市、ぬながわひめ神話、最期の瞽女宿(ごぜやど)、秘境パワースポット島道鉱泉で聖別島道鉱泉水を製造して、帰りの北陸高速道路の車中で収録しました。)

積先生:「もう少し解りやすく言うとね、
『性欲をコントロール出来ない人間は社会生活ができない。』

ということです。」

私…: 「現在では性欲を押し込めずに解放しなさい、解放することによって“幸せ”がおとずれる、という風潮になっています。心理カウンセラーや医学の本には、です。
でも、それを真に受けていては、バカになって、精神性が低くなる。
そのメカニズムは先ほど積先生が言われた『愛がない』から、これが理由でしょうか?
『本当の愛』から離れてしまうからでしょうか?」

積先生:「それもあるし、“身体の快楽の状態の反応”というのは、“麻薬の中毒患者と同じ”なのです。
それを繰り返すことによって脳内で何が起きるかというと、“もっと快楽をください”という脳内刺激を出す反応が起こります。
それは薬物中毒と同じ現象です。“快楽主義”ですね。
これではお勉強ができなくなるのは、当然です。
“お勉強”というものはですね、行(ぎょう)みたいなものだから普通の人間にとっては、“苦痛”なのです。
そこに快楽はありません。」

私…: 「それは一般的にということですね。」

積先生:「そう。ごく稀にお勉強が、楽しくて楽しくてという人がたまに存在します。世間ではその人を“天才”と呼びます。
でも社会的な訓練の社会性を身に付ける過程においては、快楽中毒になっていたらバカになります。」

私…: 「う~ん、なるほどそうでしたか。人類にとって大問題ですね。」

積先生:「オスの猿にマスターベーションを教えると死ぬまでマスターベーションを続けるっていうお話しがありますね。
動物には“快楽原則”というのがあります。必ず快楽を追い求めるように脳は働くのです。
その制御をするためには何が必要なのかと言えば、この諸条件を満たさない限り、“快楽をしてはいけませんよ“、というルールです。人間社会ではね。
それをマスターしないと、快楽をコントロール(制御)することができません。
“結婚”というルールをこえて、未来のために、ある種の“新しい規範が生まれないといけない時代”に、現在はなっているのです。

私…: 「現在、“性”が反乱しているこの日本の中で・・・」

積先生:「反乱なんてしてないんじゃないのかな。最近は男の子が女の子を嫌いになっています。
男の子が女の子とエッチをしたくないのです。
イザナギとイザナミのお話しの所に戻っているのです。
女の子達の方が性的成熟が男の子より早いからさ、そういう風になるのです。」

私…: 「では古事記と日本書紀ではイザナギとイザナミのその後には・・・。」

積先生:「いや、それは記紀には関係がありません。現在が男の子がエッチをしたくないという時代になったというだけです。
その答えは神話にありません。
今のこの状態は現在の人類が作ったのです。男子の精子の数が減少しているという報告もありますが、古事記、日本書紀はそこまで予見しておりません。」

私…: 「では、現在の男の子女の子はどうすれば幸福の方向になるのでしょうか?
闇の未来を光の未来に変える事ができるのでしょうか?」

積先生:「かつて宗教は教えてこなかったのです、“男女の愛”というものを。
“愛”というものは“波動”なのです。“エネルギー”なのです。
わけのわからないユートピア思想の人達が“この地球を愛で満たします”と言って活動していました。
冷静によく検証してみると、この人達は乱交パーティーしていただけでしょ。
何が言いたいかというとね、1970年代にはヒッピーとか、アーティストとか含めて、ピース・アンド・ラブとか言って、乱交パーティーやっていただけなのです。
あれは“愛”ではありません。」

私…: 「セックスをしたかっただけでしょうか?」

積先生:「そうセックスしたかっただけなのです。
その『セックス解放するために20世紀という時代があった』のです。

それで解放されてしまったら、若い子達はセックスへの興味がなくなった。
それは一番最初にポルノを解禁した北欧で、みんながポルノに興味を失ったのと同じ現象です。
あの手のものは解放されると人は興味がなくなるのです。」

私…: 「はー、なるほどです。
ではますます世の中はゲームの世界と言いますか、バーチャル(仮想現実)の世界との融合が強くなれば・・・。」

積先生:「そうですよ。近未来において一番モテる存在と言えば、ロボット・ドールですよ、もしくはロボット・ボーイね。
あれは間違いなく売れるでしょうね。」

私…: 「ロボットのドールとボーイですね。それはわかります。」

積先生:「生身のうるさい人間より、よほどロボットとかバーチャルな相手の方がカワイイというわけです。」

積先生:「だから、『その時点で人類は新しい地平に立つ』、のです。
『快楽の対象は人間である必要がない』のです。」

私…: 「では積先生、他方で女性の方が“冷凍卵子”として自分の卵子を冷凍保存してあずけて未来において優秀な精子があれば受精させるという、昔SF話であったことが現実のビジネスとして登場してきています。
愛のない過程で生まれた受精卵の成長した人間はどうなるのでしょうか?」

積先生:「愛のない受精卵で生まれた人間ですか?やってみればわかります。
どうせ人類はやるでしょう。」

私…: 「それは物質文明が物質世界だけでは成長発展できなくなっている、ということでしょうか。
精神宇宙のデータを理解しないと行き詰まりから脱出できないということでしょうか?」

積先生:「この物質文明が行き詰まっているということは200~300年前からもうわかっていたのです。
わかっていても人間はそれでも方向を変えずにずっとそれを続けてきました。

“なぜあなたは過去の人間文明の延長上で未来を考えるのですか?”
『最後の審判』の後に生きる人間は過去の人間の『たましい』とは無関係です。
『たましい』が違うのです。

“ネアンデルタール人”と“現行人類”の違いくらいになるのです。
ある時期は社会的に共存するのでしょうが…。
でも時間が経てば分かれていきます。」

私…: 「生命の進化の図と同じですね。」

積先生:「そうです。枝分かれすれば、もう二度と同じ時空を共有することはありません。」

次回へ、おたのしみ