夢と希望を託して

長女が彫ってくれた小さな仏像を胸に抱き、一人静かに眼を閉じて座っていました。急に心の奥から思いが込みあがってきたので、素直に受け入れ伝えさせていただきます。・・魂の世界より、このひとの後ろに存在するものとしてこの人の手を借りて書かせていただきます。魂の世界はあなた方の見る思いの角度によって、多少違った世界を見るときもあることを踏まえて読んでいただきたいと思います。私は誰なのか?誰だってよいことであります。魂の世界では過去の存在の自分ではなく、未来を見つめるエネルギーとして、意識を持ち続けて生きています。過去生はその時の学びの中で全て消化され、より輝けるエネルギーの存在になれることを求めて、時空を越え様々な世界を見つめているのです。私から見てこの人もまた自分の魂の輝きを目指し、現生において日々あらゆるものの存在価値を認め、その意味を自分の心の栄養にしようとする前向きな心を持って生きています。わたしはその姿に惜しみない協力をしたくなり、過去生に生きた体験をクリアして今、魂の世界から手助けできる喜びを感じながらこの人を見守っています。一つの原石が少しづつ素晴らしい輝きを放ち、立派な宝石となる日を夢見るが如くこの人を見守っている私の喜びは計り知れないものがあります。それと同時に神の意識に沿おうとする心から放射される調和の波動をこの上なく感じ取らせて頂いています。人にはそれぞれ違った考えを持ち、その人なりの人生を生きています現世に生きるときは現世での自分を命ある限り完全に悔いなく生きる努力をする。しかし分かっていながらどうすることも出来ない苦しみを背負い辛い日々を過ごすことも起こります。そんな時本人の魂の目覚めが始まるように神は取り計らっています。苦しさの中で今までと違う思いの自分を発見し、今までの自分には信じられないような発想や勇気が湧き起った時、その時から本当の自分に出会えたのだと信じてください。その瞬間を私たち魂の世界の住民たちは待ち望んでいるのです。あなたたちと共に学び、共に苦しみ共に喜びを得ることで満たされる私たち。その仲間が沢山居ることを信じて欲しいと思います。私もこの人の目覚めを今か今かと待ち望んだ時期がありました。目覚めるということはどんなに素晴らしいことなのか、この人の心が手に取るように分かる私が何よりの証人となるでしょう。しかしここに至るまでには本人にとって順調に来れたわけではありません。生まれた時から使命の重さに耐える力を持つための試練が用意されていたからです。神の愛は永遠です。優しく包み込んでくれる大きな存在でもあります。しかし、使命追行のためには厳しい愛のむちも受けなければならないこともあるのです。普通なら許されることでも、この人には許されない場合も沢山あります。大きな愛の心を養い役目を果たそうと自覚するのは大変なことです。しかしそのことすら喜びに変えてしまう強い信念がこの本人の心の中にしっかり芽生えていることは私たちにとっても嬉しいことです。地球を大切に思い平和を築くために常に自分の心に問いかけ、正しい方向を見出そうとして苦しんでいる時にも、私たちは手出しも出来ず、もどかしさを感じることもあります。また瞑想会において人の心を救うのは勿論のことですが、肉体をなくしているにもかかわらず、死を自覚していない魂や暗い世界の魂たちにとって素晴らしい光明となり救われる魂も多く居ることを私のほうから伝えさせていただきます。人々の心を救い迷える魂をも救う光明とは限りなく世界を照らし、限りなく人の心を癒すエネルギーであり、その人の心の中を見通す光でもあります。光明をこの世界の多くの魂に放射する重大な役目を神と約束した勇気に私たちは惜しみなく援護の手を差し伸べることをお約束いたします。いつも謙虚な心で受け止めて自分の心をコントロールしている姿に私たちの世界の仲間が沢山集まってきています。私たちの世界に限らずあらゆる世界のエネルギー意識からも注目を集めています。彼等もまたこの地球を救おうとする協力者たちです。素晴らしい調和のエネルギーが今宇宙のあちこちに広がり始めています。その広がりに乗じて宇宙の彼方より地球に生きるあなたたちにメッセージが届けられることでしょう。地球に生きるあなたたちと常に思いが通じ、神の無限の愛を感じるときがきっと来るでしょう。まだまだ苦難の時が続くと思います。他からの攻撃もあるでしょう。この人の説く意味が理解できない人から、非難も浴びなければならない時もあるでしょう。それらはことを大きくさせるのではなく、出来るだけ小さな波紋でとめなければなりません。そのためには相当のエネルギーを必要とされます。人はともすれば自由がゆえに自分勝手な思い込みに走り勝ちとなり、本当の自分を見えにくくしてしまうものです。他人を思う気持ち、愛する気持ちをこの人は見ていかなければなりません。自分を辛い立場に置かなければならないことも起こります。許しの愛も本当の意味を十分理解したように思われます。今また新たな学びである普遍の愛の学びを必要とされています。その愛は厳しくも偉大なる愛です。その愛さえも前向きに受けとめようとする意識を感じます。この人の心もまだまだ自信過剰になり思い上がる時もしばし見受けることもあります。そして逆に気弱になったりもしています。けれど修正するのも早くいつも自分の心に問いかけ、私たちにも問いかけてきます。常に私たちと二人三脚だという意識が伝わります。皆様もどうか光明遍照を信じ自分に自信を持ってください。信じる者の心には必ず光明が灯っています。光明遍照は一人だけに与えられたものではありません。私たち凡てのもののためにあるのだと信じてください。魂の世界にはいろんな意識の世界が存在します。苦しい世界の魂を救うにはその光明が一番の救いとなることを知ってください。あなたたち一人ひとりの心に灯った光明は多くのエネルギーを浄化させていきます。宇宙には計り知れないエネルギーの世界がありそのエネルギーの意識は光の大道に向けられています。光を目指し進んでもなかなか頂点は見えることは無いでしょうが、心の中には満たされた思いがいっぱいつまり、生きる力が全身に溢れてきます。あなたたち一人ひとりの魂の中に叡智が託されているのですから、もっと自分自身を信じてください。許された時間の中で私の気持ちもほぐれました。伝えたいことはこれが全てではありませんが、時が来るのを安心して待つことが出来そうです。今、とっても穏やかな光に包まれています。