交信法へのいざない

*平成四年一月・実際の瞑想中のこと。相当高い山なのに、なだらかな丘陵地帯。遠く西の彼方、下の方に険しい山々が重なり合っている。中国の山々だと直感する。遠くの景色を見下ろすようにして、大きな木の傘の下に座って瞑想している僧の姿。始めは釈迦?もしくは空海?と思ったのだが、草丈が十センチほど伸びた緑の草原、風が草の臭いを運んでくる。私は知っていた!この臭い!!自分の記憶?と思った瞬間懐かしさが込みあがってくる。どうも自分の過去生のようだ。そう思うとなぜか自分が赤ちゃんのイメージになっていた。まだまだ過去に戻れることを感じながら瞑想からさめる。この体験が交信法のきっかけとなる。 (*注:交信法は自分の過去生や、魂の世界、宇宙の星の世界の意識との交信も可能となる方法。但し本人の意識レベルが作用するので、興味本位や、何かを求めすぎたりすると危険が伴う可能性もある。)