生まれてすぐに小児喘息の疾患にかかっていた私は、ストレートに表現できず、状況に合わせるように、いつの間にか、なっていたようだ。
 周りの状況を察知することで、自分自身の安全圏を維持してきた傾向が、今もある。
 安全圏を作るということは、自分に殻を作ること。小さい時に殻を作ってしまったため、殻の中の意識と外の意識の二つを、成長の過程で、形成していたのかもしれない。
常に右足を負傷する癖や、精神分裂病と、脳の機能にも、何かしらの影響がされていたのだろう。
 最近、私の鎧をとっていただいた。身体の左首と右足に阻害するエネルギーがあり、解放される過程で、左首、右腰、背骨を通じて、脳に至り、目から火花を上げるような刺激。
と、同時に、脱力と空虚な自分に、初めて気づいた。
 精神を病み、社会に復帰すべく、一生懸命、前に進んできたつもりが、中心の自分を置き去りにしたまま、結局、分裂した自分を維持していたのだ。これが空虚感になっていたのだろう。
今、本来の自分の原点を掘り返している。救いは、身体は、光につながってくれていたこと。

身体は、光が好きで、闇が嫌い。

生きているうちにしかできないこと。気づかせてくれて、今、本当に感謝しています。

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