【 たましいの進化の果ては聖精神の実現か 】

2014年8月8日
『光の精神に成る。』31
≪至福の喜びに到る=(命の書、最終知識、精神学、おふだ)18≫

山のあなたの空遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
  噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて、
   涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
     ≪山のあなた カール・ブッセ  上田敏訳『海潮音』より≫

この詩は私が幼い時からずっと頭に残っている詩である。
また、その同じ時期に夢をみて、この詩を背景に2つの映像があった。
ひとつは「水平の丘の上に、暖かくとても大きな太陽が、新しい色(黄オレンジ色)輝きを放って浮かんでいる。」
ふたつは、違う場面で「その水平の丘の上に、黒い人影が一人腕組みをして人が立っている。」
この2つの夢の映像と、上記のカール・ブッセの詩がはっきりと頭の中に残っている。
まだ続きがあり、声のようなものが「一度忘れかけ、また思い出す。その時が世界が変わる時。」
と声でない雰囲気の声も記憶に覚えている。
この半年前から上記の「山のあなた」の詩が頭に強く戻ってきた。

神武天皇の御廟とされる奈良畝傍山の橿原神宮に、今年に入って2回も母親と参拝させていただいている。
時同じくして、京都伏見桃山陵(明治天皇御陵)、伏見桃山東陵(昭憲皇太后御陵)にも7、8月に数回、参拝させていただいている。
8月1日(金)、会社の帰りに桃山御陵に行き、明治天皇御陵と昭憲皇太后御陵の前で「浄化と上昇」をして、天に祈っていた。
昭憲皇太后御陵の前は、いつも何かが存在する雰囲気がある。
前回は目をつむり上昇すると「イエス様」の姿が見えた。
今回は「上記の黒い人物が岬の突端に立っていて、黒いベールを脱いだ。
すると『光輝く人物(眩しくて顔が見えない)』が現れた。」
続いて絵が替わり、次は「洞穴があって、一枚扉岩の蓋が左側に開いた。ナイチンゲールのような服装の助産婦さんが、『高貴な、太陽より遥かに明るい黄オレンジ色に光る赤ちゃん』を抱いて洞窟から出てきて、その赤ちゃんを抱かせていただいた。(光輝の人物も、赤ちゃんも性別は明る過ぎてわからない)

2014年7月11日(木)昼13:35ごろから「反時計回り」→「時計回り」へ
2014年8月 1日(金)昼16:00ごろから「恐怖」→「真実」へ
時空の雰囲気がガラッと変わったのは確かだ。

・世界:エボラ出血熱で感染を防ぎ被害を食い止めようとする努力に対して、各地の紛争で大勢の方が無く亡くなられる現実。

・国:大地震で大勢の方の苦しみを救おうとする努力に対して、お金は必要な地方や人に流れず、大都市では個人満足のためにお金が使われる現実。

・組織・会社・宗教:理念は気高く苦しむ人のための努力に対して、苦しむ人が楽になっていない、人の不幸や負荷は背負いたくないという現実。

・個人:自分は世のため、人のために尽くしたいという決意に対して、人のために身をそぎたくない、利用されたくないという態度と行為。

私は精神学を学んで「最初と最後」を掴んで一緒に扱わなければ、物事は成就しないと学んだ。
例えばロケットが軌道を正確に飛んでいくのは、内部にジャイロスコープという姿勢を観測する装置があり、軌道にミスがあるとジャイロスコープが修正信号を送り姿勢を正す。
物事も最初は最後の行方をいつも気にして、最後は最初に正しいか間違いかの連絡をする。
「最初と最後」、2点でいえば「1点と1点」、常に連携を取り、正しい方向に進む。
その過程の尺取虫の動きが波になり波動となって、周りに影響を与える。
責任は重大であり、よくよく考えて行動しなければ、天からの是正に追われることになる。
これは正しい理屈である。

2日前から、何か雰囲気のお伝えがあった。

『高次元のものは低次元のことを簡単にできる様に考えがちであるが、実は逆であり、進化は高次元→4次元→3次元→2次元→1次元→0次元→突き抜けること。難易度が上がるが戻れることはなく、それが進化である。
2次元は先の2点を結ぶ事象を昇華することであり、1次元は自らの中で相反するものを調和し、統合し、昇華すること。』
と言っている。

「誰もが平和を、この地球と宇宙に存在する総て幸せを祈っている。
その幸せは各個人レベルのものでなく、天の幸せのことである。
それがみんなの喜びに成る。
そのために実際に行動を、言葉を、想いを、身を、時間を、お金を、痛みを、苦しみを、楽しみを、喜びを、天に捧げられるのか。
おそらく今の日本は馬鹿だと、嫌われるだろう。
明治以前の日本は本来、逆でその行為の人は聖人と呼ばれ、尊敬し慕う国であった。
これは明治生まれの祖母を見ていたから理解できる。
『困っている人がいたら自分のお気に入りを質に入れてでも助けるのが当たり前』と
言っていた。」

何度も聞こえてくる言葉がある。

『あなたの一番きらいな人のために、その人の幸せをあなたが祈ってあげられますか?』

『未来の人の、未来の地球の、未来の宇宙の、未来に生まれくるものたちために
 その時間と努力を使うべきである。』

『1次元(自分の中で)調和ができたなら、2次元で調和ができる。
2次元で調和が出来たなら、3次元で調和ができる。
3次元で調和ができるということは、想いが天に通じ、あなたの祈りが叶うということだ。』
ミエル

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