パーソンセンタードケア

痴呆症などのケアで、その人らしさを尊重することをパーソンセンタードケアというそうだ。
私も仕事で、少し接した経験があるけど、何度も忘れる。
事実やできごとを何度も忘れる。
食べたことを忘れるから、何度でも聞く。
聞いたことを忘れるから、また聞く。
何度でも聞く。
でも、感情だけは覚えている。

それって、その人にとっては、癒しなんだろうなと
漠然と感じた。

ある程度、がんじがらめで自分のこころを置いてけぼりにしちゃった人は、
その上にある重い「社会観念論的重要事項」をどかしてから、一番大切にしなければならない、その人らしさを尊重して貰う。

でも、ふと考えると、痴呆症でない人も、観念に縛られて、その人らしさを置いてけぼりにしてる。

何度でもおそいかかる、トラウマの変形は、その人が本当に思うこころ、感情を引き出すため、だったのか。
感じないようにブロックしている感情を、掘り出すため。
それを感じることが癒しだから。(知らなかったなぁ)
こわがらないで感じてみること。

なるほど、それは確かに神の愛だ。

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