おしゃべり

先日、サロンに友人が訪れた。
二人とも同じテレビ番組を観ていて、同じように感動していた。

25歳の史上最年少の上場企業の社長だそうで、求人のサイトを運営する会社だ。
最初は、本人もそんなにもうかるとは思っていなかった。

昔、アルバイトを探したら、実際には求人があったのに
サイトには全く求人として載っていなかったのがきっかけだそう。

求人募集するためにサイトに載せるだけで大金を投じるのは、中小企業だとリスクがある。
だから、新しいスタイルの求人のサイトを立ち上げたのだそうだ。

みごと採用になれば、募集した企業は代金を支払う、
だから多数の企業から掲載の依頼があり、多い情報の中からサイトを覗く人も多い。
おまけに採用された人には祝金が何万円か頂ける。

「そうだよね~」
「先に、喜ばれてからお金が入る仕組み。これが正しいよね~」

お年寄りの九州へのお墓詣りの同行ヘルパーにこの前行ってきたそうで。お金持ちだからいくらでも出すと言う人だったらしい。
「ラーメンが食べたかったから、交通費だけでいい」と、言って貰わなかったそうだ。
「時給で換算すると莫大な費用になるから、そんなに貰えないよ」と言う。
でもな~、それを職業にして生活している人は欲しいだろうにと思う。
先にお金ありきの人がやる方向だったが、その人は断ったそうで、彼女がいたから、そのお婆さんは何年か越しの夢が叶えられた。
「博多?」
私は聞いた。
「うん」
「ふ~ん」
自首したオウムの指名手配の犯人が、誰からも信じて貰えず、「嘘~」と言った女性警官の話で大笑いをし、二時間ほどのおしゃべりは大いに盛り上がった。

1 thought on “おしゃべり

  1. pekapeka 投稿作成者

    マクスエル・マルツの『自分を動かす』を読んでいたら、
    「自意識過剰とは、他人を意識するに他ならない」
    と書いてあるのを見つけた。
    なんだ、そうだったのか。
    思い当たることがたくさんある。

    旦那の手が頭をかいぐりかいぐりしてくれるのが、いまだに嬉しい。

    私は文字や、人の評価を気にし過ぎていたのだ。
    呪縛が解けた気がした。
    寒風吹きすさぶ中、家まで呆けたように歩いて帰った。

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