ことば を

苗代は肥えたる土に風の淀
   絶えぬ流れを受けてこそよき

種ひたす時さえさらに違えねば
   稲のみのりはいつもよろしき

卯の花のつぼめる時に初植えぞ
   盛りの頃は末田なりけり

「会津歌農書」より
(『家庭料理のすがた』 辰巳芳子著 文春文庫刊 48~49頁)

5月のいつ頃からか わたしはことばを探し求めて、この歌が特に心に残った
ものでした。
ことだまの死という時に たちあってしまったからこそ、今こそ ことば をと
思います。

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