2月末に積さんからいただいた、光を宿した食用オリーブオイルで、ラー油を作ってみました。
元来ズボラな性格なので、簡単にしたいと思い、自宅用ということもあって、加熱をしない方法で作りました。適当に切った鷹の爪(唐辛子)をオリーブオイルに加えて、暗所で室温保存しておいただけです。
2週間経った頃からおいしく食べられるようになりましたが、3週間を過ぎた頃には、ますますおいしくなりました。
食べると、まず甘みが感じられ、その後、うまみがふわっと広がり、食後もしばらく余韻のようなものが残ります。その甘みとうまみは、鷹の爪の辛さに由来しているようです。
オリーブオイルのままより、オイル自体もおいしく感じられました。家族も同意見です。家族は、肉・魚・野菜・汁物・揚げ物と、いろいろなものにかけて試していましたが、「食べ物自体がもっている、うまみや甘さを引き立てるようだ」と話していました。
一度食べたら、忘れられない味です。
光を宿したラー油は初めて食べたのですが、
「この味は、どこかで知っている…」と思い、記憶をたどりましたら、それは、
いつも積さんからご指導いただく時に感じるエネルギーが、味となって、
この世に存在しているものでした。
深く広く大きい、「愛」の味でした。
「つくるひとの精神性が味に反映される」ことの実物は、圧倒的なものでした。
そこは、一切の嘘もなく、ごまかしもきかない世界でした。
厳しく遠い世界ですが、これが、審判ののちの世 というものをあらわしているのだと思いました。