うかのみたま と なのりしかみの ひみづ(火水)のゆえの けふ(きょう)のちの
とざされし ひかり うもれし やみの かっせいか はじまりて
ひ(ヒ) は ごうごう と もえたまふ
ふかれましたる この ち の ふいご りゅうたるかみ の ふいご によりて
この けふのちの ちの そこにある かまどのひには あらたなひ やどり
めざめるものは めざめるゆゑに
こんじんのひの もえたるゆえは
いかりのひ であり かなしみのひ であり さばきのひ であり
じょうかのひ である
ひのゆえに ひのゆえに もえたるみたま は さばかれて
つみ あらひきよめ つみ しらせられたまひ
わのにないしつみの おもかりしこと
うしとらのほうがく ふさがれし このち の やみの
けっかい やぶられて あらたな ちのみず ながれこみたまふ
よきことであるがゆゑに くるしみもあらたとなり
ひとのこのみよの おとずれの おほきなる “ そうじ ”と 呼ばれる
あらひきよめ と ひによるさばき の はじまり
つみとが きよめられましたる たましひの
あらたなひかりやどれば けふ(きょう)のちのひらき
はじまることで ありましょう
平成二と二の年五月二十六日
<ウカノミタマ>
(午後二時二十分 終)