通信

2010年4月9日(金) 10:30受

なにかくる
やがてしる
にんげんの(を) しりしもの
とこよの けい(ひ)やく

つなぐもの つながれしものは
そのみと イシキ に よりて
よりまし、として はたらき たまわん

きょう みなと(水戸・扉)の ひらきたまふ

このよき日に しゅくふくの あめ あられ
ゆきつくさきの ゆきふるさきの
さくらちりゐて
あたらしき み の あけたまふ

このち に なりいでん こらのますひとらが
あやまちをおかしけることの ごとく
あしたの みぎり ゆうべの みぎり
あさかぜ ゆうかぜ の ふくはろうことの ごとく
あまつつみとは しらねども
くにつつみとは しらせおき
つみおいし ますひとの
かなしみの あめ の ふる くに
ふる くに ふる よ の おわり

み あ(開)け たまはりまして
ありがとう
ほんらいの このちに もどること
できそうに ございます
かんしゃ かんしゃ

たーかーさーごーやー
おーのーえーのーまーつーのー しーのーぶーれーばー
けーふー こーこーのーへーにー しーげーりーしーをー
けーふーをーまーつーみーのー ほーをーあーげーてー
ほーをーたーてーたーまーふー しーろーたーへーのー
すーなーのーまーつーひーのー すーみーのーへーにー  (*へ=江)
けーふーたーちーたーまーふー あーりーあーけーのーつーきー 

きょうとのち に ひらきそめして ありがとう。
たいへんだったと おもうけれど (たいへんだと おもうけれど)
よろしくおねがい いたします
ひらき ひらきて このち(くぬち) の うえに
はられし けっかい ひらき たまへ
ありがとう ありがとう
たいせつな おやくめ
ひきうけてくれて ありがとう。

すみのえのかみ
たかさごのかみ
かんさいの ち おさえし かみがみ

かんしゃの い を こめて
高砂 の 謠 を うたふものなりし

ありがとう。ありがとう。
われら これにて はたらける
ありがとう。かんしゃ、かんしゃ。

平成二二年四月八日 という 日に おくる 謠

1 thought on “通信

  1. motosasa 投稿作成者

    (参考までに
    世阿弥元清 作「高砂」より(喜多流による)

    高砂や この浦船に帆を揚げて この浦船に帆を揚げて 月諸共に出で潮の
    波の淡路の島影や 遠く鳴尾の沖過ぎて
    はや住の江に着きにけり はや住の江に着きにけり

    我見ても 久しくなりぬ住吉の 
    岸の姫松幾代経ぬらん
    睦ましと 君は知らずや瑞垣の 久しき夜々の神神楽

    夜の鼓の拍子を揃へて すゞしめ給へ宮づこたち

    西の海 檍が原の波間より 現れ出でし住吉の
    春なれや 残んの雪の浅香潟 玉藻刈るなる岸蔭の 松根に倚つて腰を摩れば 千年の翠 手に満てり
    梅花を折つて頭に挿せば 二月の雪衣に落つ

    (『謡曲狂言歌舞伎集』河出書房新社版 日本文学全集第11巻より引用いたしました。)

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