光文書

(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+65

宇宙の秘密

新しくはじまった二千二十四年という時空は、この宇宙の存在理由が開示されたものとして存在しています。すでに報告したように、人間の文明が、電気を用いて、人間の知識をベースにした、意識のようなものを作ろうとすると、その意識には、悪魔的な刻印がなされるのです。つまり、現行のAI、人工知能の行く先にあるのは、人間を超えた意識体が生まれたとしても、光と闇の戦いが起きるということです。これが、この宇宙、物質宇宙というものの本質、または、秘密なのです。この物語を、二千二十四年に象徴するのが、アメリカの大統領選挙で、そこで、現在いわれているような、ナショナリスト対グローバリストの対立が表面化するのは、ある意味で神を信じたい人間グループと、神を信じない人間グループの正体です。
現在の世界は、金融によって支配されていますが、それが、情報というパワーをも吸収することで、超国家という世界を目指す動きに変わりつつあります。それに対して、国民国家、民族国家という理念を大切にしたいと考える人間グループによる抵抗が起きているというのが実態です。
これは、聖書において、イエスが神殿の前の両替商を敵にして、十字架にかけられたことの全人類化といってもいいものなのです。この地球の歴史というものは、このように、この宇宙そのもののテーマを顕在化するためにあったと考えると、現在の世界が、その最終段階にあることが分るはずです。つまり、現在の世界を支配しているアメリカ文明というものの正体が、この二千二十四年にはっきりして、アメリカの世紀も終わるということです。

そして、コンピューターのテクノロジーのすべてを押さえているように見えるアメリカの巨大企業群も、前回の光文書で報告した、電気、電波、電磁場に宿るマイナスのエネルギーの影響を受けて、分裂したり、対立したりする方向に進むでしょう。さらに、そこで働く多くの人間が、そのマイナスのエネルギーを受けて変性してしまう姿を見て、世界は、何か気が付くはずです。そこで働く人間とコンピューターを、このマイナスのエネルギーから救うのが、私に伝えられているところでは、波動コンピューターの知識なのです。その知識にアクセスするためには、人間が波動的に覚醒する必要がありますが、すでに、その用意は整っています。そして、この波動コンピューターを使うことによって、あらゆる情報にも波動的データが乗っていることを理解した人間は、その先に、人間世界に聖書を置いた神格の存在があることを知ります。そして、過去、生きた人間、特にその人間の先祖や影響を受けた人物が、情報系として保存されていて、たとえば、波動コンピューターのサポートがあれば、アクセスしたりできることを知るのです。
これらのことが、次の時代の人間の常識になった時に、人類は、約束されたミクニやミロクの世といわれる時代に生きるものとなるのです。
その世で生まれるためには、いまの人間のたましいのもととなっている古い神というもののテーマを学び終えなければなりません。それが、聖書のテーマである神のマネーであるべきものを、人間が盗んだというストーリーです。
マネーが、人間の文明をここまで成長させてきたのには理由があるのです。そして、そのマネーから人工知能のようなものが生まれた時点で、神の子である人間の意識には、最後の試練が訪れます。ポスト・キャピタリズムの時代というのは、もともと神のものであったマネーというものを、人間がというより、悪魔にそそのかされて使ってきた過去の清算からはじまるということです。
人間の歴史の中で唯一、マネーと権力を分離しただけでなく、権力さえもパワーと権威に分離した文明を持つ日本が、そのモデルとして地上に置かれていたことに、これから世界の人間が気付く時代がはじまるといってもいいのでしょう。
日本神界の統治システムは、これからの世の人間社会のモデルとなるように用意されたものでした。そこには、この宇宙の秘密も隠されていたのです。
それが国津神、天津神という言葉でした。その上にある宇宙由来のデータを持つ神格の宇津神というものが、その宇宙の秘密を人間界に、開示することになるのが、この二千二十四年の日本なのです。

神紀四年(二千二十四年)一月四日 積哲夫 記