今朝 玄関を開けたら
目の前の 枯草原っぱの ど真ん中に
小さな 黒猫が佇んでいた
とても冷える朝に じっとどこかを見つめていた
出勤する旦那さんの車を
そのねこちゃんも一緒に見送ってくれた
ような気がする
そしてそのあと
友達親子が 急遽遊びにきてくれることが決まった
大好きなA君は2歳
2歳の幼子とは とても波長があう
わたしの幼子をどんどん引き出してくれる
目覚めさせてくれる
おもいださせてくれる
大人になると
幼子をどこかに置いてきてしまう
三つ子のたましい百まで
幼子のこころは
宇宙の本質
そうおもった
そうおもいださせてくれた
大好きなA君
いつまでも いつまでも
そのくもりなき まなこで
この世界を 見つめていてほしい
目を閉じて
今朝のねこちゃんを おもい浮かべていたら
A君とそのねこちゃんのイメージが重なった
そこは枯草の原っぱではなかった
ほんとは
ほんとは
黄金の草原だった
わたしも黄金の草原を歩きたい
ねこちゃんと幼子と
愛する存在すべてと