新・神知と人知33

二千二十年六月二十八日

二千二十年六月二十五日(木)十六時四十二分から

 

てんに そむきて

ちに くだったものたちの

あつめた かぎを ひとつにして

数多くの 扉を

ひとときに ひらく

 

にんげんに なぜ

ことばが あたえられたのかを

それによって しることになる

 

いつわりの 永遠の せかいで

いきてきたものたちに

その秘密は しめされないだろう

 

なぜなら そのものたちにとって

それは なんの意味も

もたないから

 

いつわりの時間の なかで

いきてきたものたちに

そのことばは きこえないものなのかも しれないから

 

天をおそれることを 知らないものたちよ

地をおそれるということを 知らないものたちよ

地とは おそろしきものであることを

 

あなたがたが おさえこんだ

地とは なにであったのかを

知らぬままに

 

いつわりの天というものに 従って

こんにちまでの 定まらぬ時間の中で

天というものを つくろうとした

 

その むくいを

もっとも こうむったのは

あなたたちではない

 

うぶすなである

 

 

「白き悪魔」と呼ばれたものを

匿いつづけた

 

このよは かれの知る

天を 認めることは ないだろう