欠片

主神ゼウスとティターン(巨人)族のレトの娘であった、月と狩りの女神アルテミスの想い人は、狩りの名手であり海神ポセイドンの息子、オリオンであった。

仲睦まじい二人はいずれ結婚するであろうと思われていた。

しかし処女神であるアルテミスがオリオンと契りを交わすことを、こころよく思っていなかった弟神のアポロンの策略により、アルテミスは誤ってオリオンを弓で射殺してしまいました。

嘆き悲しむアルテミスを哀れに思った父神ゼウスによって、オリオンは天へと召し上げられ、星となり、月の女神であったアルテミスと寄り添わせました。

 

アルテミスとオリオンの物語