マツリヌシを行うときの『塩』について

なんじゃこりゃ?

と思われる方もいるかもしれません。
最初期(会長から)の講習を受けていた方には知られている事ですが、ひょっとしたらご存じない方もいるかもしれませんので、ご紹介です。

マツリヌシの行いに欠かせないのがお塩です。
このお塩ですが、選ぶ際にポイントがあります。
これを外すと、後々ちょっと厄介(ちょっとメンドクサイ)ので、ご紹介いたします。

①海塩を使う(できれば天日海塩だけど、手に入らない場合は、その限りではない)
②にがりの少ない塩を使う
③焼塩は使わない

①と③はそのままなので特に解説は入れません。まあ、自然に作られたものを選ぶのがベターです。岩塩は日本の塩ではありませんので、海塩を選びましょう。
その中で②というのがちょっと異色でして…
にがりを含んだ塩が身体に良いとかで、使っている方もいると思いますが、これを清めの塩に選ばれると、ちょっと大変です。

にがりを多く含んだ塩というのは、しっとりしていて、サラサラではありません。
一番わかりやすいのは商品名を出しますと、AJINOMOTOが出している『瀬戸のほんじお』でしょうか。
これ、にがりを別途添加して作ってあり、お塩としてはしっとり、手に付くとべたつく感じのお塩です。これは水分が多い塩になるのですが、この水分がちょっとクセモノです。
にがりはマグネシウムやカリウム、カルシウムといったミネラルを多く含んだ水分です。
これが和紙に吸収されますと、実は非常に…ひじょーーーーに!燃えにくくなります。

ミネラルは鉱物。鉱物は融点(ゆうてん/溶ける温度)や沸点(ふってん/沸騰する温度)が極端に高いです。
鉄が溶けるなんて、大変な温度ですよね?
清めで使った後、和紙を持ち帰って焼こうとすると、これが非常に燃えにくい。
ガスコンロでぺらっぺらの和紙を1枚焼くのに5分近くかかってしまう上に、真っ白な灰になるまで焼くことが非常に困難となります。

ですので、実際に使われる際には、シママースのような、比較的さらりとしたお塩の方が、にがりもつきにくく、またさらりとしているので、土地に返しても流れやすくなります。

にがりが多い少ないに向き不向きがわからない場合は、和紙の上に塩を乗っけて10分待ち、しっとりと和紙が濡れたようになったり、水分が滲んでくるものは不向きだと思ってください。

なお、円錐や紙垂を作る紙は、和紙が無ければ白いきれいな長方形の紙をご用意ください。
極端な事を言いますと、コピー用紙でもOK
できれば和紙がいいのですが、手に入らない場合は仕方がありません。
あと、清めに使う円錐の大きさと、使う塩の量は、清めの力に関係があるそうなので、できるだけ半紙に近いサイズで実施するのが良いそうです。

 

ちょっとしたことですが、後々を考えますと、こういったことも覚えておかれると楽になるのではないかと思います。
土地や場の祓いや清めがこれからますます増えていくと思われますので、何かのお役に立てましたら幸いです。

では、みなさん、マツリヌシも頑張りましょう。
世の人が欲望を落として投げまくって好き放題言われて、ごみ捨てたり犬の散歩されたり、不敬を働かれて穢されたことに、お怒りになられている神様方はたくさんいらっしゃいます。
まずは身近なところから、覚悟決めて、やっていきましょう。