『不二』のシールを使って見えたもの

今回の大阪セミナー(58回目)に参加された方にはいきわたった、「不二」のシール。
来月、東京セミナー参加される方にも手に入るから、それまでお待ちください。

これ、使い方要注意なので、セミナーで説明聞くまで待って、使ったほうがいいと思います。

と、とりあえず注意喚起。

 

このシールを、その日の夜、頭に貼って寝た。

張るよりも、何かの紙に貼って枕元に置くようにってことだったけど、私は頭に貼って寝た。

その夜に見た夢。

 

 

それは子どもの頃、何度となく見ていた夢だった。

多くの瓦礫に囲まれていたり、崩れかけの世界の中にいたり、足場の下は空だったり…

多少場面は違っていても、それは壊れかけの世界で、たくさんの敵に囲まれていた。

姿の見えない時もあれば、人の姿をしたナニカであったり、異形の姿の事もあったけど…でも殆どは人の姿だった。

追われて、逃げて、闘って。何のための戦いなのかわからない。でも自分たちが何かを守らなくてはいけなくてそれを守るために、敵に捕まることだけは避けなくてはいけなくて、必死で戦いながら逃げていた。

度々空を飛ぶ、または大きな距離を跳躍しなくてはいけない場面が出てきた。その度に、力があれば飛べるはずなのに高く飛べずに低空飛行しかできなくて叩き落されて激痛を受けてしまう、または跳躍しても届かなくて落下していく浮遊感の恐怖、それらを「リアルに」感じていた。

恐怖から目を覚ましたことも数えきれないくらいで、夜中に泣いていたこともあった。

先日見た夢はそれとそっくりな夢で、これまで見てきた夢のどれよりもディテールも感覚もリアルで、また落下していく浮遊感も痛みもリアルだった。

廃墟の中、閉じ込められている世界。

追い詰められていて、自分には武器はない。

身体一つだけ。

使えるものは自分の力。跳躍することも、走ることも、全て尋常ではない力だけど、自分の能力だけ。

物質ではない闇の刃が飛んできて、背中を刺され、足をかすめ、腕を貫いて、悲鳴を上げる暇もなく逃走し、崩れた石橋を飛び超えなきゃいけない時に、恐怖心が生まれた。

自分に飛べるのか?

下には多くの敵がいるし、落ちたら助からない。

一瞬の迷いが足を鈍くしてそれでも跳んで

届かずに絶望の中、落下していく浮遊感と、上から覗き込んでいる奴らのにやけた顔に、悔しさと怒りがこみあげて

そこで自分の意識に、夢の中で気が付いた。

ああ、これだったんだ、と。

何故あんなにも繰り返し繰り返し見続けて、何度も絶望の中に叩き落されながら、それでも上を目指していたんだろうって、今の自分だって気づいたんです。

私は知っていたんです。

何度も消えていく恐怖と苦しみを、夢の中で。

歳を重ねるごとにあの夢は見なくなって、忘れてしまって、だからのうのうとしていられた。

でも、あの恐怖を私の魂は知っている。

あの世界から抜け出したい、明るい所に行きたい、そう思っています。

 

不二のシールは、自分に刻印された役割や目的を知ることができるようです。