Vol.579

死国の扉

今回は、私がほとんどお伝えすることのない、神業者の活動によって、どうやら、この二千十七年十二月中に、四国、死の国といわれてきた大きな謎を秘めたエリアの何かが変化するらしいという情報を開示することにします。
すでにお伝えしたように、精神学協会の会員で、自分の血は古代イスラエルのレビ族のものであるという口伝を継承してきた人物が、その役割に覚醒し、幼少の頃に神秘体験をした永平寺の開祖である道元のみたまとのコンタクトで、私が神霊士として認定した二人と夫婦での神業をはじめられています。その内容は、やがて開示されることもあろうかと思いますが、重要なのは、その神霊士を導いてきた空海という存在も、道元という存在も、自分はレビ族の血を受け継ぐものと宣言し、新しい結界をつくってきたということです。それが一段落した時点で、いままで封印されてきた四国から、その謎がやっと人知の側に伝達されるということが、はっきりしてきました。なぜ、断言できるかというと、この神業に参加している四名の人間以外にも、私のもとに四国の秘密に関する情報を伝える受信者は複数、存在していて、いよいよ、このタイミングで情報開示せよとの指示が、私にもたらされたからです。
私が、このはたらきに引き出されてから、四国は死国であるということと、四国をつかさどるとされる四神の覚醒には、四国八十八ヶ所の結界が切れることが必要といった難題があり、とりあえず、石鎚山、剣山を光のネットワークにつなぐことだけをして、時を待っていたのです。
一般的に、これらの四国の秘密についてのことは、出口王仁三郎や岡本天明が伝えた、富士と鳴門のしくみ、として、最後の一厘のしくみと共に語られていますが、今回、私のところに届いた言葉は、「アワとナルトのしくみ」というものでした。
私の理解は、五十音のアからワまで、つまり、はじめから終わりまでの物語が読みとけるタイミングが来たらしいということです。
死国の扉ということは、死者たちの世界、いわば人間霊界、または黄泉の国のデータに、アクセスするための扉が開くかもしれないということを示しています。
道元も空海も、仏教の一派を立ち上げた開祖ですが、彼らが仏教的な宗教エネルギーを使って何をしてきたかというと、どうやら、時がくるまで人間に知られてはならない、何かを守るためだったようなのです。
ここで、彼らが、古代イスラエルのレビ族の子孫であったと主張している点に注目すれば、その隠してきた何かの正体も、推測することは可能でしょう。
よく知られている、かごめ歌は、六角形のダビデの星の秘密を解く鍵が、鶴と亀という言葉にあることを示しているのではないかという説があります。
私は、これを否定する立場にはないので、この日本にアークがあることを、やがて、世界が発見するだろうと考えています。
ただ、そのアークが実体としての容器なのか、あるいは遺伝子レベルでの聖なる何かなのか、さらには、人間のたましいに何らかの影響をおよぼす光のエネルギーのようなものなのかは、わかりません。わからないというよりも、そのどれでもよいと考えているといった方がいいのでしょう。
私が、現時点で理解しているこのストーリーで、重大な役割を担うのは、どうやら、剣神界の情報らしいということです。この道が通ると、古事記や日本書紀と、宇佐八幡の秘密と、天皇の物語がさし示すものが、私がかねてよりお伝えしている、聖書の時代の終わりという知識が、人類すべてのものになるはずなのです。
ここまで書いたところで、もしかするとこの文書が、予告または予言になりそうなことに警告されていることに気がつきました。たぶん、それらは、アメリカ大統領が大使館をエルサレムへ移転させる決定をしたこととリンクしています。
二千十七年が、平安のまま終わるとしても、何かの時が、近づいていることは確かなようです。

二千十七年十二月十四日 積哲夫 記