東白川村 と お茶畑 と 白山神社 ①

東白川村へ行ってきました。

お茶畑のお世話に参加するためです。

な ぜ ?

さぁ…? なぜか行かなきゃいけないような気がしたとしか言えません。

東白川村へ行くのは二度目です。
一回目はお茶を購入させてもらうために行きました。
セミナーで購入した在来種のお茶が、あっという間に無くなってしまったので、
その補充をしようと思ったんです。
事前連絡なしで押しかけてはご迷惑でしょうから、
お茶袋に書いてある連絡先に電話します。
運よくお昼前後に御主人のSMTさんとお話しできました。
なんと、「在来種の在庫がもう無い」 ですとー! な ん て こ っ た 。
どこかの積さんが買い占めてしまったそうで…。
私が落胆していたところ、探してくださって、どうにか一袋見つかりました。

最後の一袋。

きっと私のためにとっておかれたものにチガイナイ。
これはスグにでも行くしかあるまい。

という訳で、数日後にお邪魔いたしまして、無事に在来種と、
ほか、いくつかのお茶の購入をいたしました。

その時、偶然にもMJMさんがお茶畑のお世話の助っ人にいらしていて、
少しお話することができました。
セミナーではお見かけしていたんですが、お話するのは初めてです。

MJMさん曰く、一緒にやらないか?と。

うーん。畑仕事かぁ。
子供の頃にちょっとだけやったことがあるけど、できるかなぁ?
いまはデスクワークがメインで体力ないし。
腰痛持ちだし。
ここ、ウチからすごく遠いし。

そして、一か月後。
なぜか畑に戻ってきました。
わたしは面倒くさがりで出不精なので、旅行や遠出は滅多にしません。
それが、どういう訳か今回はフットワークが良い。

それでは、お茶畑の様子をちょっとだけご紹介。

今回お世話したお茶畑です。他にも何か所かあります。
無農薬&無肥料でやっているので、人が適切に手を入れなければなりません。

山々が美しいですよ。

立派な茶葉です。
写真には写っていませんが、お茶の花と実を初めて見ました。

こんなに美しい畑なんですが、少し残念なことがありました。
あれ?お茶畑の隣に何か見えますね?

そうです。ソーラーパネル発電施設です。

美しい畑の上にあんなモノが…

高齢化と人手不足が進み、畑の手入れ放棄がされ続けています。

放棄されるだけではなく、最近では、このようにソーラーパネルが設置されてしまうことが増えています。
利権やら助成金やら契約やら、そのような諸々の人事によって、
一度設置されてしまったソーラーパネルの撤去は容易ではありません。
そして、おそらく、見るからにお山に相応しくないソーラーパネルは、
多くの自然循環を強力に阻害することによって、
不可逆かつ壊滅的な影響をこの日本国土にもたらすでしょう。

このようなことを少しでも防ぐために、SMTさんは、ご自分の畑だけでなく
他にいくつかの畑を引き受けることにしたそうです。
明らかに体力の限界を超えています。
しかし、他に畑を守る方法がない状況です。

ソーラーパネルを設置すると、お金になる。
耕作放棄して収入にならないよりはそっちの方が良い。
そんなふうに考えたとしても無理もないのかもしれません。

ソーラーパネルによる発電電力を電力会社が買い上げなければならない仕組みを作ったのは
民主党(現 民進党)です。
菅直人の最後っ屁のような置き土産です。

この仕組み。実によくできています。

●ソーラーパネルを設置することで、設置者にはわずかばかりのマネーが入ることになった。
そのマネーは電力料金に上乗せされて、日本国民全員から少しずつ搾り取られてゆく。

●大量に消費されるソーラー電池パネルはコリア製もしくはシナ製(反日国家への資金提供、新たな利権構造の確立)

●電気代の値上げによる産業ダメージも期待できる。(日本の産業にコスト増を強要できる)

そして、その悪意を裏付けることとなるのは、
建築基準法のような法的規制をかけずに、あえて無作為にでたらめに、
そして身勝手に設置ができるようにしてあることです。
もちろん、何かがあっても誰かが責任を取るようにはなっていません。

鬼怒川の決壊を覚えていますね?(平成27年9月)

あそこには堤防を一部切り崩してソーラーパネルが設置されていました。
住民の多くが危険性を指摘しており、役所に陳情までしていた。
しかし、設置を止めることはできなかった。堤防の補強も行われなかった。
そのための充分な法的仕組みが、あえてつくられていないからです。

そう、あえてつくられていない。抵抗できないようになっている。

紀伊半島で起きた大規模な山体崩壊(深層崩壊)は覚えていますか?

平成23年台風12号。
この台風で大規模な土砂災害が発生しました。
土砂崩れなどと言う生易しいものではなく、このときには山自体が崩壊しました。
紀伊半島の地層の仕組みなどが原因としてあげられていましたが、
実際には、手入れ放棄された人工山林が水のコントロールを失って引き起こされたもの
であることがわかってきています。
(人工山林はヒノキ材やスギ材を採るために数百年前から人工的に植林されたもので
日本中の針葉樹林の多くはこれにあたります。
明治になってから更に密集植林されるようになったようです。)

お山に設置されるソーラーパネルが増えるということは、
これ以上の惨禍をもたらすことに繋がることが明白です。

そうは思いませんか?

あのようなことが日本中で起こるのです。

民主党の置き土産は、
少しずつ、国土を荒廃させるという目的を見事に果たし続けていることになります。

こんなものはほんの一端にすぎません。

マネーのチカラ。恐るべし。

そして、日本人の無知。恐るべし。

 

このままで良いはずがない。

そうですよね?私もそう思います。

そして、私は無関係ではない。

 

もちろん、あなたもですよ?

 

…あ、白山神社のことを書いてないですね。

それについては、また今度。