人間は、すでにこのエネルギーの秘密をある程度知っている。そのことと、精神世界を消去することの関連性は、次のようなヴィジョンで示された。
人間のこころは、精神世界的な存在であるとされてきた。このこころが映すのは、物質宇宙ではなく、精神世界つまり精神的宇宙というフィルターを通したものなのだ。つまり、物質宇宙は、人間のこころにダイレクトに投影されることがない。
精神世界は、神の物語を投影し続ける。また、エンドレスな神の物語が人間のこころでくり返される。何もなくても、その世界に行くものがでてくる。
実は、精神世界のこのフィルターこそ、最大の問題なのだと、人知はとっくの昔に気がついていた。それが、古代からの叡智として、いくつかの秘密結社に伝えられてきた情報の本質である。宗教が主張するところの神こそ問題なのだという立場である。たとえばフリーメーソンの密儀参入者の最上位の知識には、この物質宇宙にはある種の進化の意志があり、それは人間が想定する神以上の存在であるというものがある。その知識は知ることを許されたものだけに、見えない光によって伝達されてきたと私は教えられている。自由、平等、博愛というフリーメーソンの主張の背後にあるのは、人間が精神世界というバリアーをくぐり抜けてかい間見てきた物質的宇宙の精神進化のベクトルなのだ。
人間が、無意識に天には神の御座があると思うとき、そのこころに映るのは、精神世界というフィルターを通した宇宙になる。
人間のこころには、エネルギーが供給されている。そして、そのエネルギーは、この137億年をへて、なおも拡大し続ける、物質宇宙そのものから届いているのだ。