2005年7月2日、最終知識に関して私をつかさどる存在からの明確な言葉と指示があった。
『精神世界を消去する』
私ははじめこの消去の意味がわからなかった。神界はすでになく、魔界の処理も終え、人間の霊界というものも、やがて人間界に吸収される運命にある。それを、あえて消去するという。考える私の頭のなかに『人間のこころである』そういう声が響いた。さらに、ヴィジョンが続いた。
人間のこころは、宇宙を映す鏡である。それは、すでに知っている。
宇宙を映すがゆえに、人間のこころには、光が宿り、闇が宿る。
この人間のこころのエネルギーの利用こそが、この私が物語宇宙と呼ぶ時空での神や神々の主要なテーマだった。
神や神々は、人間にこのこころのエネルギーを教えないことを前提に、物語をつくりあげてきた。しかし、この情報は徐々に人間の知の領域に流れ出してきた。それが、宗教的カルトのマインドコントロールになったり、カリスマ性を持つ事業家や成功者がつくり出すビジネスシステムのなかで活用されたりしてきた。多くの人間のこころをコントロールできるものは、より多くのちから、支配し、富を集める能力を高めることになるのだ。ひとりの人間のこころという小宇宙に、多くのこころのエネルギーを集めるためには、その人間のこころに自分のこころを預け、何かの安心を得たいと思う、モチベーションとなるものがいる。
宗教なら、それは救いというキーワードになるし、ビジネスなら、サクセスというキーワードになる。この自分のこころのエネルギーの一部、あるいは全部を預ける人間と、そのリーダーの関係は、ピラミッド型の神界の構造そのものである。そこには確実に、ある種のエネルギーが宿る。