光文書(ヒカリモンジョ)  Vol.286
法の正体

2012年の5月は、この世の危機を生み出してきた人間由来の壮大な幻想の正体が、誰の目にもあきらかにされるはじまりの月になるようです。
それは、思考停止に陥っているこのクニを、目覚めさせたくない勢力と、正しく目覚めさせようとする勢力との人間の世でのせめぎあいのなかで、これまでも徐々にあきらかにされてきたものですが、継続される悪意のその正体が開示されることになるのでしょう。
この世では、概念上のマネーは、無限大の増殖を続けているように見えます。しかし、その一方では、この世界のどこの政府にもマネーはなく、すくなくとも先進国とかつて呼ばれた国々の実体経済は、停滞期に入っています。マネーにおける、この概念と実体のかい離が、ここまで進んでしまうと、整合性を取りもどすことは困難です。政府と中央銀行という、いまの社会を限定している経済の仕組みの根本が、すでに腐食しているという状況のなかでは、近代の民主主義国家または国民国家という幻想を支えてきたその思想的背景すら疑う必要があるのです。
精神界では、それらのことは人の世の法として普遍性のないものという見方をしています。それらは、精神界の法を真似てはいますが、その法の執行者が、人間であるという欠陥をかかえています。
いま、このクニのマスメディアの主人公たちが、声高に叫んでいるらしい、たとえば被告人への説明責任というものは、やがて、彼らの死後または運命の日ののちに、自分たちの罪の無罪の証明をする義務を負わされることにつながることに、気づかないから、できることなのです。これらは、人間のたましいは、死後、どうなるのかを考える前に、死んだら終わりというごく最近に人間の意識上に植え込まれた概念を信じたものたちの言動に過ぎません。そして、彼らは、自覚しているか、いないかは別にして、西欧的ないい方をするなら、職業倫理というものを捨て、悪魔にたましいを売ったものだということになります。そこには、かつてこのクニにあった恥の文化というものはありません。
さらに、疑わしきは被告人の利益という近代的な法の出発点が、人権を守る最後の砦だという常識を持たない人間は、民主主義というものを、その時点で否定していることにさえ気づかぬものに過ぎません。この精神文化の状況を見れば、すでに、このクニは死に体なのです。
私は、この日本列島、とくに本州の水の危機が、フクシマの原発のリスクに連動しているという認識をお伝えし続けてきました。とりあえず、いまは、紀伊半島というこのクニのかなめの地で、地下の水脈に光の情報が流れはじめています。この地の底からの波動の転換は、もうすぐ地上で生きる人間の意識に影響を与えはじめるはずです。
その先に、昔からバンドウタロウ(坂東太郎)と呼ばれてきた利根川水系の表と裏の関係にある水脈がどう変化するかで、この危機がどこまで軽減できるかがわかると、私は判断しています。ただ、そのタイミングは、この5月か6月のようなのです。もし、最悪のシナリオとなると、本州の水も土も死ぬことになります。具体的には、もし、フクシマの4号炉の使用済み核燃料のプールが崩壊すると、この精神界の警告が、そのままこの世のものになるはずです。いまある、この現状が、すでに奇跡なのです。そのことにさえ気づかぬように、正しい情報は多くの人間のもとに届かぬようにコントロールされています。その危機とこの世界がいま置かれているマネーの危機は、精神界から見ると一体のものなのです。その背後にいる神にあらざるものの正体に、気づいた人間は、これ以上、この世の地獄に引き寄せられることがなくなる、といえるのですが…。

2012年5月2日 積哲夫記

 

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