光文書(ヒカリモンジョ)  Vol.273
奴隷経済

いま、この地球上で起きている危機的状況は、人間の悪意に由来するものと、この物質世界そのものの変動に由来するものという、ふたつのムーブメントが一体化した結果、生じているもので、それ自身はすでに予告済みのことです。しかも、このクニで、東北とフクシマの災厄に続いて、首都の直下の地震や、富士山の噴火が、連続的に起こる確率は、きわめて高いのも事実です。さらには、太陽も異常な活動をはじめており、何があっても不思議はないといってもいいのでしょう。ただし、私が知る精神界は、それら、この世のことに関して、ほとんど、無関心であるかのような沈黙を守っています。
私は、現行の文明が、聖書の主人公たる神と称するものの特性を、そのたましいに刻印された人間たちが、その闇の部分と光の部分を分離する物語の舞台として、用意されたものに過ぎない、という知をお伝えし、その文明が役割を終える仕組みは、この日本、ヒノモトにあるのだということをお伝えする最後の役割を担っています。そして、力ではなく、知が、すべてを変える原動力になることをあかしすべく生かされています。
ここで、もういちど、このクニが置かれている現実を、思い起こしてみてください。
政治はすでに未来をつくる言葉を持たず、経済は、その言葉のもとたる経世済民という東洋の崇高な理念から離れ、あの悪しき奴隷商人の行動原理の相続人たちの手に委ねられて久しいものとなっています。
このクニには、かつて自国民を奴隷商人の手に渡さないために、あえて、鎖国という手段をとった為政者がいました。
西欧列強の植民地支配と、奴隷商人の活動はセットなのであり、その精神文化的な支えが、キリスト教の傲慢さでした。強欲な資本主義と姿を変えたとしても、現行文明は、その歴史的な罪を天から問われているのです。
自らつくり出したペーパーマネーの無限増殖機能によって、暴走を続けるその文明は、どちらにしても崩壊します。そして、その文明に奉仕した人間のたましいは、彼らの神が約束した裁きによって、永遠のごとき地獄に帰っていくのでしょう。
それらのことが、精神界では、いま、進行中なのです。これに反比例するかのように、この人間の世を支配することを許された悪魔主義者たちは、この世とあの世を切り離すために浅はかな人知を使い続けているようです。
やがて、それらのことが次々と、あきらかになるはずです。審判されないために、隠れ続けている死者のたましいの層が、もうすぐ、発掘されるだろうと、ここで予告しておくことにします。
現行の文明のこの世界の姿は、いま、地球上に存在するすべての人間の潜在意識、いわば、集合的無意識の反映に過ぎません。この無意識の部分にある神たるものの子としての能力を、宗教という技法によって、特定の人間グループが使ってきた歴史が、いまや、多くの目覚めた人間の知るところになっているとしたら、その力は、すでに無力化したといってもよいのです。
もちろん、普通に生活している人間が、その洗脳から解放される可能性は、いまのままでは低いでしょう。しかし、目覚めざるを得ない試練が訪れたとしたら、どうでしょうか。自分が、偽証に偽証を重ねた世界で生きていたことに気付いたときに、弱きものとして生きてきたその人間の内部で、はじめから与えられていた神性が目覚めるのです。その時、キリストの十字架が、恐怖心によってしか、他者を支配することができない、まことに哀れな存在をはびこらせた、ほんとうの責任者が、自己の内にいることに気づかせる象徴となります。
今日は、あの時、キリストを十字架にかける合意をした人間のひとりであったと、自覚しているはずのたましいの多くが、実は、この時代のこのクニに再び生まれているという、精神界の情報をお伝えしておくことにします。
暴力にであれ、富にであれ、隷属することによって生きながらえようとする弱さを悔い改めたたましいが、そこにあり、身体を与えられたとしたら、その経験は無駄ではなかったということになりませんか。

2012年2月10日 積哲夫記

 

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